今日、母の夢を見た
きのうの“御守り”のせいだろうか...
母が亡くなって、まもなく6年
私と同じ時期にがんがみつかり、
私と同じ時期に手術をした
術後の治療経過はよかったはずだった
なのに、私より先に逝った母――
母のがんは、甲状腺がん
乳がんと同じように、甲状腺がんにも
いくつかの種類がある
母のがん細胞は、よくあるタイプのもの
生存率も、
『25年生存率、95%以上』と言われている
それほど再発率も低く、
甲状腺がんで亡くなる人はほとんどいないのだ
なのに、母は死んだ......
未だに腑に落ちないときがある
珍しいがん細胞だった私がまだ生きていて、
(しかも、5年も放置した)
生存率が高いはずの母が死んだ
結局“がん”とは、
理屈では語れないものなのかもしれない
母が亡くなってからこれまで、
何度か夢に出てきたことがある
病気をする前の、元気な母だ
もう二度とその顔を見ることもできず、
声も聴けない
手を握ることも、抱きしめることも、
その温もりを感じることもできない
ほんの数分、夢で逢える母――
“余命2か月”を告げられてからの、
あのつらい記憶が少しずつ薄らいでいる
『ひとは忘れる生き物』――
悲しみが深い分、
つらさが大きい分、
その時間はかかるかもしれない
が、きっとそうやって、心が癒されてゆくんだね...
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Source: りかこの乳がん体験記
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