“食事でがんの再発を予防できるか”問題。

その他

『がんを再発させない食事』

などとタイトルのついた書籍が
やたらと目につく

そもそも、
食事でがんの再発を防げるのだろうか――

  ...と、
  そのような書籍を読んだことも
  手に取ったこともない私が、
  真剣に考えてみた

がんの原因は様々言われている

  ○喫煙

  ○過度な飲酒
   (アルコールが刺激となり
    食道がんなどを引き起こすほか、
    体内でアルコールを分解するときに発生する、
    アセトアルデヒドに発がん性がある)

  ○バランスの悪い食事
   (高脂肪食、糖質の摂りすぎ、
    肉食への偏り、野菜不足など)

  ○熱いもの、辛いものによる刺激

  ○塩分の摂りすぎ

  ○運動不足

  ○ストレス

この因子を見ていると、
がんが“生活習慣病”と言われるようになったのも
頷ける

が、これらを避けても、
がんになる人はなる

不摂生をしている人でも
がんにならない人はならない

それでもリスクは避けた方がいい

生活習慣には気をつけた方がいい
 (成人病予防の観点からも)

では、一度罹患してしまったがん

私たちは、“再発”という不安を抱えながら
生きていくわけだが...

がんは、
“いかに再発させないか”が重要だという

それは、再発は完治しないから

命に関わってくるのだ

そのために、
私たちはつらい治療に耐えてきた

再発の原因は、

  ○手術で取りきれなかった、
   目には見えない微細ながん細胞が
   身体に残っているから

  ○抗がん剤の目をかいくぐって、
   身体のどこかにがん細胞が潜んでいるから

などと言われている

さらに近年の研究では、
がんの再発には
“がん幹細胞”が関係していることが
解明されつつある

食事はもちろん重要

“良い食”をすれば、
免疫力も上げてくれる

それは、がんの予防にもつながる

が、そんなに簡単なことなのだろうか

“幹細胞”が再発の主な原因だとしたら...

“食事では再発は防げない”

ということなのではないだろうか

これまでも様々なものが
がん患者の間で流行った

“にんじんジュース”は
その中でもトップかもしれない

“玄米食がいい”という話を聞いたこともある

が、
残念ながらそのような生活を続けていても、
再発している人がいるのが現実

「バランスのいい食事をしていたのに
 がんになった」

そういう人も少なくない

母も、
長年プロポリスを長年飲んでいたが、
がんになった
(もちろん、プロポリスを飲んでいたからと言って、
 がんにならないということはない)

母ががんになってからは、友人が、
「がんに効くから」と、
時折、カバノアナタケを持ってきてくれていた

母は、
「これを飲むと、なんだか体調が悪くなる」

そう言いながらも、
「高いものだし、
 せっかく持ってきてくれているから」と、
せっせと煎じては飲んでいた

  「具合が悪くなるのなら、
   飲むのをやめた方がいい」と、
  止めたのだが...

そして母は再発した

『がんが治る』
『がんが消える』

という謳い文句同様、

『再発しない』
『再発させない』

そう打ち出せば、書籍が売れるから――

そんな気がしてならないのだ

  今日のおかず

2022/07/28 肉じゃが
    ※まだ製作途中

  今日は21℃と涼しかったので、
  ほっこり肉じゃが

  “カレー粉を入れるとカレーになる”

  というくらい、材料はほぼ同じ

  まとめて作ることができる、
  優等生メニューだ

  今日もおいしくいただけたことに感謝――

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Source: りかこの乳がん体験記

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