“触れる”という心の治療。

  ○手術をする
  ○注射をする
  ○薬を飲む

...と、
いわゆる“治療”と呼ばれているものがある

“がん”に関しては、
『三大治療』といわれている、

  ○手術療法
  ○化学療法
  ○放射線療法

...がある

そして近年は、

  ○免疫療法
  ○緩和ケア

...が、加わわり、
今後も治療の幅が増えてゆくだろう

私自身ががんになり、感じたことは、

「がんは、身体だけではなく、
 心までも蝕んでゆく」

ということ

手術を終え治療をはじめても、
明るくはなれない

「がんを取った。悪いものを取り除いた。
 そして今は、薬でがん細胞をやっつけている」

そんなふうには思えない

そこには“再発”という、大きな不安があるからだ

退院して家に戻ると、
どんどん暗いトンネルに迷い込んでゆく

それは光の見えない、出口のない、
長い長いトンネルだ

周りには誰もいない

自分ひとりが暗闇の中に取り残されている

手術の傷は癒えていっても、
心は反比例するように
不安に駆りたてられてゆく――

医師にも看護師さんにもできない治療がある

それは、患者同士のつながりだ

経験者の話は、心強い

勇気づけられもする

“同じ思いをしている”という共感は、
なによりの安心感だ

ときには、手を握る

背中をさする

優しく抱きしめる

それだけで、熱い涙が流れてくる

言葉に触れること

身体に触れること

心に触れること――

それはきっと、
がん患者に必要な第6の治療、
“心の治療”なのだと思う

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Source: りかこの乳がん体験記

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