血栓性外痔核についてあまり知られてない7つのこと

内科医

まずはこちらの記事を
わたし、急におしりが痛くなって、コリってふくれちゃたんですけど。」
http://blog.livedoor.jp/osr48/archives/477323.html

↑10年くらいまえでテンションが若くて見づらいので、いずれ書き直します😓


今日はこれに付け加えてポイントいくつか

①この血栓になってしまうと、市販の軟膏だとたちうちできない痛みになることが多いことと
②病院で処方される痔の軟膏でも、この血栓の痛みを引かせるには、強めの薬でないと効果があまりでないこと 
③ゆっくり腫れれば違和感程度で痛くないこともありますが、大体の場合は急に腫れて、急に腫れるほど痛いこと。
イメージとしては、昨日までなかったのに今日突然できて、「これはなんだーーー」
とびっくりするくらい💦
④意外とお風呂でゆっくり温まっていただくと、痛みがひきやすいこと☺️
⑤薬を使えば痛みのピークは数日内のことが多いですが、血豆(しこり)が完全に消えるまでには月単位かかることもあること😓
⑥血豆自体はひいても、おしりの皮が伸びきっちゃって、痔自体はしぼんできて、いたみもしこりもなくなっても伸びちゃった皮だけピラピラつまめる皮膚として残ることがあること😅
そして、この皮膚は放置しても全く問題ないこと(skin tag とか皮垂と呼ばれることが多いですが、私はよく「外痔核の残骸」何て表現してます)🙆
⑦そして2ヶ月くらいたって痛みもしこりもないんだけど、しぼんだ風船のようなこの皮膚が「見た目的に気になる」「拭きづらい」場合は治療としては切るしかないということ🍀
(たいていは日帰り手術で切れます)
←個人的には切除する必要は全くないと思ってますが、気になる方は相談されてみてください😊
こちらも参考に
「おしりのいぼがお産後から出っぱなしなんです」
↑10年くらいまえでテンションが若くて見づらいので、いずれ書き直します😓
↓例によって写真は記事とは無関係
最近はぬり絵(塗ってませんが…)を読み込んで写真に組み込ませるアプリがあるようです。
スゴい
20200628092628~2


Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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