株式投資はレバレッジ取引ではなく現物取引に徹しよう

内科医

おはようございます。

2020年春にコロナショックで株式市場は大パニックになりましたが、その後の相場は好調そのもので、コロナショックがあったことすら忘れてしまいそうになります。

ところが、実際にはコロナショックによる大暴落があったのはたった1年半くらい前のことです。

大暴落の渦中にあれだけ右往左往していた方も、1年もたてばその記憶をすっかり忘れてしまうという事実から、人間の記憶というのがいかに当てにならないかよく分かります。

さて、好調な相場が続くと必ず出現するのが「レバレッジ取引で一攫千金を狙おう」という方です。

今までにも何回かありましたが、しばらくの間ブログやSNSでレバレッジ取引ブームが訪れ、しばらくするとひっそりと鳴り止みます。

相場の変調でひっそりと退場された可能性が高いですが、自分もその一人にならないよう注意する必要があります。

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レバレッジ取引ではなく現物取引に徹しよう

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. 株式は現物でも十分なリスク資産である

2. 暴落は突然やってくることを忘れない

3. 投資で重要なのは一攫千金ではなく、時間をかけてゆっくり資産を増やすこと

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

1. 株式は現物でも十分なリスク資産である

レバレッジ取引の危険性については以前の記事で取り上げました。

しかし、好調な相場が続くと必ず現物取引だけで物足りなくなり、レバレッジ取引に手を出す方が増えてきます。

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まず声を大にして言っておきたいのは、「株式というアセットは現物でも十分リスクがある」ということです。

ここで言うリスクというのは「危険」という意味ではなく、「値動きの上下動の幅」のことです。

2020年春のコロナショック以降は株式市場は絶好調で、VTIやVTなどのインデックス型商品ですら暴落の底から倍近く値上がりしています。

絶好調な相場だとインデックス投資では物足りなくなり、一発で爆発的に資産を増やしたいという欲求に駆られますが、世の中そう簡単にはできていません。

 

2. 暴落は突然やってくることを忘れない

暴落というのは突然やってくることを絶対に忘れないようにしましょう。

急激に価格が上昇した商品は、同じだけ価格が下がる可能性もあることを常に念頭におくべきです。

ずっと価格が上昇し続ける都合のよい金融商品というのはこの世にありません。

よく「米国株(S&P500)は右肩上がり」と言われますが、これも投資期間を十分に長く確保した場合のみです。

投資期間が2〜3年の場合は、大暴落に巻き込まれてそのまま回復せずという可能性は十分にあります。

現物取引であれば最悪のケースでも資産の数割を失うだけですが、レバレッジ取引の場合はマイナスがありうることを忘れないようにしましょう。

基本的に、資産運用・投資は人生を豊かにするための手段の1つに過ぎません。

資産運用で欲を出して人生を破壊しては元も子もないのです。

 

3. 投資で重要なのは一攫千金ではなく、時間をかけてゆっくり資産を増やすこと

投資で重要なのは一攫千金を夢見て短期で大金持ちになることではありません。

TwitterなどのSNSでは派手な儲け話が目立ち、「つい自分も」という気にさせられます。

ところが、その投資に再現性があり誰でも実践できるのであれば、すでに皆億万長者になっているはずで、世の中にこんなにお金に困っている人はいません。

そういう投資は再現性がなく、あまりにリスクが高すぎます。

投資初心者にできることは複利の力を活かしてコツコツと粘り強く投資を続けることです。

コロナショック後の株価の回復は例外的な事象であり、ずっと続くことはありません。

インデックス投資は年平均リターンが5%程度の地味な投資ですので、年に何十%も上がる相場が毎年続くはずがないのです。

そういった意味では、お金に目がくらんでレバレッジ取引に安易に手を出すのではなく、地に足をつけてシンプルなことを長く続ける姿勢が重要でしょう。

 

まとめ

投資を始めたばかりの方がレバレッジ取引で一攫千金を狙うのは非常に危険です。

株式というアセットは現物でも十分なリスクがあることは過去の歴史が証明しています。

 

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本体が大きいので場所を取りますが、工夫すれば設置可能なことが多いです。

 

こんな記事も書いています。

投資と長く付き合うためには、心理的に安心した状態で相場に向き合う必要があります。 

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レバレッジ型商品の最大の弱点の1つがボックス相場に弱いことだと思います。

ボックス相場でも損失が拡大する可能性がある商品を長期ホールドするのは危険です。

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株式投資にリスクはつきものですが、リスクに慣れて長く付き合っていけるとよいですね。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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