「長期」の「インデックス投資」でプラスサムゲームに参加しよう。

内科医

おはようございます。

世の中には、プラスサムゲーム、ゼロサムゲーム、マイナスサムゲームというものがあります。

この中で、最も参加してはならないのは当然マイナスサムゲームです。

しかし、実際には宝くじや競馬、パチンコなどのマイナスサムゲームが日本では昔から非常に人気があります。

「参加すればするほど損失が増えていくことが確定しているゲーム」

これがマイナスサムゲームです。

株式投資家はこの事実を知っているため、株式投資家には博打好きが少ない印象があります。

「ギャンブルやるくらいなから株を買う」

これがほとんどの個人投資家の心理でしょう。

しかし、株式投資もやり方を間違えるとマイナスサムゲームになりうる点には注意が必要です。

本日はこのあたりを考察してみます。

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長期のインデックス投資でプラスサムゲームに参加しよう

日本人はマイナスサムゲームが大好き

参加すればするほど負ける確率が高くなるのがマイナスサムゲームです。

日本人は昔からマイナスサムゲームが大好きな人種です。

単刀直入に言い換えれば、根っからのギャンブル好きということであり、日本ではどんな田舎に行ってもパチンコ店だけは必ず見かけます。

パチンコはやらない方でも宝くじは購入しているという方も多いのではないでしょうか?

 

 

マイナスサムゲームの中で還元率が最悪なのが宝くじとtoto 

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マイナスサムゲームの中でも最悪なのが宝くじとtotoです。

宝くじは「1等が6億円」などで派手な宣伝文句で一見夢があるように見えますが、購入者に還元されるのは50%未満(45%程度)です。

数ある博打の中でも最低レベルの還元率となっています。

逆に、胴元にとってはものすごい利益率ですね。

「パチンコや競馬はギャンブルだが、宝くじには庶民の夢がある」という人がいますが、パチンコや競馬以上に夢がないのが真実です。

なお、日本人が好きな競馬や競輪、競艇は75%程度です。

パチンコは85%前後と言われています。

宝くじと比べるとパチンコがまだ良心的に見えてしまうというこの違和感・・・

 

株式投資でプラスサムゲームに参加する

個人レベルで気軽に参加できるプラスサムゲームが株式投資です。

参加条件はただ1つで、

「今後数十年間に渡って、資本主義経済がこのまま拡大することが信じられるか」

です。

この条件を満たす人は、ぜひ参加した方がよいでしょう。

しかも、今ではネット証券を通じて自宅にいながら世界中の株を購入することができます。

こんな恵まれた時代は今までにありませんでした。

「誰でも株式投資というプラスサムゲームに自宅にいながら参加できる」

これだけで最高じゃないですか。

ただし、株式投資がプラスサムゲームになるのは一定の条件を満たした場合のみあることには注意が必要です。

 

プラスサムゲームに参加するためには長期のインデックス投資であること

株式投資がプラスサムゲームになるのは、長期のインデックス投資の場合です。

長期スパンでは株式市場は成長していく可能性が高いですが、5年前後の短期スパンではリーマンショック級の大暴落に見舞われてマイナスサムになる可能性も高いです。

 

次に、インデックス投資であることが必要です。

個別株の場合、きちんとした銘柄選択ができればプラスサムになる可能性はあるのですが、 「絶対」とは言えませんね。

個別株リスクを消して、シンプルに市場平均に投資をすることで、「成長市場に投資する」というルールさえ守ればプラスサムゲームになる可能性が高くなります。

 

最後に、長期に渡って成長が見込めるもの(市場)に投資をすることです。

それがVTなのか、VTIなのか、S&P 500インデックスなのか、ダウ平均なのか、何を信じるかは各個人の自由ですが、自分なりに100%信じられるものに投資をすべきでしょう。

 

まとめ

世の中には、「やればやるほど損をする」と結果が分かっているゲームには積極的に参加をするのに、「早く参加すればするほど儲かる可能性が高い」と分かっているゲームにはなぜか参加しない人がいます。

不思議なものですね。

 

こんな記事も書いています。

プラスサムゲームに手っ取り早く参加するには、バンガードVTを積み上げることです。それだけで、世界経済の成長の恩恵に預かることができます。

www.churio807.com

 

株式市場は長期で見ればプラスサムゲームですので、10年以上相場に居続ければ腰の強いポートフォリオができあがっている可能性が高いです。

www.churio807.com

 

日経平均やダウ平均の2〜3%の値下がりというのは、長期的な視点でみればたいしたことではありません。20年後に勝っていればよいと考えれば、より気楽に投資を楽しめるでしょう。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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