おはようございます。
米国株の取引開始時間は23時30分〜6時で、サマータイムでは一時間早まって22時30分〜5時です。
いずれにせよ日本時間の深夜を中心に取引が行われることになります。
米国株投資家の中には、夜に株価をチェックして興奮して寝られず、次の日が朝から起きられない、だるいといった経験がある方も多いのではないでしょうか。
こうなったらおしまいです。株のせいで日常生活が破綻しています。
私も昔はそうでしたから気持ちはよく分かります。
人間の慣れというのは恐ろしいもので、すでに夜間の株価チェックが当たり前になっている方も多いかもしれませんが、今からでも遅くないのですぐに健康な生活を取り戻しましょう。
米国株投資家は夜に株価をチェックするのをやめましょう
米国株投資家は株価を見ずにとにかく寝てください
では、米国株の個人投資家はどうするのが正解なのでしょうか?
結論としては、
「とにかく寝てください」
この一言に尽きます。
株式投資を今後数十年やっていくつもりであれば、毎晩夜中に株価をチェックしていては体力がもちません。
仮に若い時はできていたとしても、年齢を重ねれば重ねるほど後でしわ寄せがきます。
夜安眠するためには、こまめに株価チェックをしなくても自信を持って長期保有できる銘柄だけに絞って株を購入することが重要です。
そのために重要なことは、適切な分散投資を行うことです。
どんなに優れた起業であったとしても、突然の不祥事やトラブルを100%回避することはできません。
よって、1銘柄だけに集中投資をしていると、このような個別銘柄リスクを背負うことになり、分散投資をしていれば防げたリスクまで背負ってしまうことになります。
投資においてリスクを100%避けることはできませんが、自ら背負わなくてもよいリスクまで背負ってしまうと負ける確率がぐっと上昇します。
慢性的な睡眠不足は生活を破綻させます
睡眠の力を甘くみている方は、以下の『睡眠こそ最強の解決策である』を絶対に読んでください。
この本は、私が知る限り睡眠に関する知見が最もよくまとまった一冊です。
睡眠に関しては質と量の両方が重要であり、良質な睡眠を十分な量確保することが何よりも重要であることが理解できるはずです。
慢性的な睡眠不足は仕事のパフォーマンスを下げるだけでなく、認知症のリスク上昇、免疫力の低下、太りやすくなる、幸福度の低下など様々な弊害があります。
食事や運動に気をつけている方でも、睡眠は十分に確保できていないケースは多いです。
睡眠の質と量を改善させるだけで人生をかえるほどのインパクトがありますので、今まで睡眠を軽視してきた方はこの機会にぜひ見直してください。
株式取引のために睡眠を犠牲にしてはいけない
たかが10ドルや20ドルの株価の変動を気にして、健康的な生活の根幹をなす睡眠をおろそかにするなど正気の沙汰とは思えません。
米国株がサマータイムになって取引開始が22時30分になったなどと喜んでいる場合ではないのです。
そもそも、良質な睡眠のためには、寝る前に脳を興奮させる娯楽をやってはいけません。
株式投資など、スマホ画面を見ている間リアルタイムで自分のお金が上下するわけですから、誰がどう考えてもドパミンが放出される興奮系娯楽に該当します。
「好きでやっているのだからいいじゃない」とおっしゃるかもしれませんが、仮に娯楽であったとしても寝る前に脳を興奮させてはいけないのです。
寝る前に株価の変動を気にすることは、自ら進んで寝る前にアルコールやカフェインを摂取するのと同じです。
知らない間に寿命を縮めていますので絶対にやめましょう。
株で儲かって早死したら後で笑いものになるだけです。
まとめ
米国株の取引時間は日本時間の深夜ですので、健康を守るためにこまめな株価チェックをしてはいけません。
そのためには、何があっても長期保有する自信が持てる銘柄だけに絞って保有することが重要です。
【食事に関するおすすめ本】
食事に関して最もおすすめなのが、津川先生の『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』です。
とりあえずこの一冊を読んで実践すればOKです。
牧田先生の『医者が教える食事術 最強の教科書』もおすすめです。
津川先生の本と若干の相違点がありますが、これら2冊に共通しているポイントはほぼ科学的に立証されていると考えられます。
こんな記事も書いています。
若いうちはポートフォリオの100%がVTSAX(米国株インデックスファンド)でよいというシンプルかつ最強に近い戦略を提唱しています。
余剰資金を最大化して、そのお金で株式や債券などの伝統的な資産を買い続けることが大変重要です。
鈴木祐さんの『最高の体調』です。
文明病を避けるためにまずはスマホを遠ざけて自然と触れる時間を増やしましょう。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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