転移しても、“ステージ(病期)”は変わらない。

先日、『がん生存率』が発表された

  ※きのうのブログ参照

今回は初の『10年生存率』

中でも私たちが一番気になるのは、
“ステージ(病期)別”のデータではないだろうか

乳がんでいえば、

  ○ステージ0
  ○ステージⅠ
  ○ステージⅡ(A・B)
  ○ステージⅢ(A・B・C)
  ○ステージⅣ

...に分けられるが、

たとえば私の場合、
私は特殊なタイプだったため、
実はステージははっきりしない

無理矢理当てはめるとすれば、

“0でもⅣでもなくⅢでもない”

...ということで、“Ⅱ”が妥当である

そこで、
“ステージⅡの5年生存率、10年生存率...”と、
気にしてきたわけだ

  そこに、
  “がん細胞の種類別”というものがあるとすれば、
  さらに生存率が現実味を帯びてくる

“ステージ”は、がんの診断時、
また、術後の病理などで確定される

それは、治療の選択や、
生存率のデータに使われるのだそう

そう、
確定された“ステージ”は、一生変わることはない

たとえば、
私が再発・転移しても、“ステージⅡ”のまま

“ステージⅣ”になるわけではない

  診断時についた“ステージⅣ”と、
  再発・転移の治療法も違う

時々、

「ステージⅠだったが、数年後に転移し、
 ステージⅣになった」

と、耳にすることがあるが...

再発・転移した人が“ステージⅣ”に移行したとすれば、
元のステージのデータが
存在しなくなるのではないだろうか
(もしくは100%になる?)

『がん生存率』が発表されるたび、
そんな疑問が生まれるのである――

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Source: りかこの乳がん体験記

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