今日の治療薬のアプリは使いにくい。やっぱり紙媒体のほうが使いやすい

内服薬、注射薬について何か調べましょう、となると必ず手に取るのが今日の内服薬ですね。

今日の治療薬についてはスマホのアプリもあるのですが、これが使いにくいんです。

今日の治療薬とは薬のバイブルである

今日の治療薬は、病院やクリニックであれば必ずや置いてある、薬の総合案内書といったところでしょうか。

多分病院の中にある医学書の点では、シェアNo.1と言っても良いかと思います。

本書の中には、適応疾患別に薬の効能・効果・副作用・用法用量などが箇条書きで解説されています。

さらに効能・効果ごとに分類された各章の冒頭には薬の使い分けが解説されてあり、これだけでもかなり読む価値があると言えるでしょう。

薬の辞典としてファーストチョイスであるほかに、教科書としての完成度もなかなかのものなのです。

もちろん注射薬、内服薬に関わらず薬の発展は日進月歩ですから、今日の治療薬もそれに合わせて毎年改訂されています。

病院にとって・医者にとってバイブルといえるのが、今日の治療薬なのです。

今日の治療薬のアプリ

さてそんな今日の治療薬なのですが、時代の流れに沿ってスマートフォンのアプリも発売されています。

公式ホームページより

こんな感じでスマホでも参照できるようになっています。

書いてある内容は紙媒体と同じで、外出先でもサクッと検索できるようになっているのです。

しかし使いにくい

とまぁ、一見使いやすそうにみえる今日の治療薬アプリ版なのですが、これが使いづらいんですねぇ。

まずアプリ版だと1薬剤1画面にしか表示できないので、同時に複数の薬剤を参照することができません。

類似薬であるAとBを一目で比較するということがちょっと難しいわけですね。

また、実際に今日の治療薬を参照するのは、薬の処方などで困った時になるでしょう。

困った時の場面は当然のことながら病院の中ということになるわけですが、病院の中にはすでに今日の治療薬が置いてあることがほとんどです。

ですから、あえて画面の小さいスマホの中にあるアプリを参照する必然性があまりないのです。

このほか、薬物の特徴や種類など、今日の治療薬の中でも非常にためになる薬の解説ページにたどり着くにも、アプリだと若干苦労します。

視野といいますか、一目で見える範囲といいますか、俯瞰性に関してはやはり書籍に軍配が上がりますから、その点はアプリだとどうしても不利になってしまうんですねぇ。

実際に私もアプリを購入してみたのですが、使用する機会はごくごく限られていて、紙媒体とアプリを使用する頻度は9:1とか8:2くらいになっています。

つまり、ほとんど紙媒体で事足りている状況になっているのです。

今日の治療薬のアプリが活躍するときとは?

アプリが活躍する時…なかなか難しいですが、近くに紙媒体の今日の治療薬がない時くらいでしょうか。

自宅にいてふと薬の内容を調べたいとか、移動中に見たいとか、今日の治療薬がないような病院で(あまりないと思いますが)薬について調べたい場合には、有用といえるでしょう。

ただ紙媒体の今日の治療薬も、見やすいようにレイアプトはしっかりしていますし、索引も万全です。

ですからプアリ版の今日の治療薬を使う場面は結構限られているのではないかと思う次第です。

amzn_assoc_ad_type =”responsive_search_widget”; amzn_assoc_tracking_id =”doctorcouple-22″; amzn_assoc_marketplace =”amazon”; amzn_assoc_region =”JP”; amzn_assoc_placement =””; amzn_assoc_search_type = “search_widget”;amzn_assoc_width =”auto”; amzn_assoc_height =”auto”; amzn_assoc_default_search_category =””; amzn_assoc_default_search_key =”今日の治療薬”;amzn_assoc_theme =”light”; amzn_assoc_bg_color =”FFFFFF”;

 

Source: 医者夫婦が語る日々のこと、医療のこと

コメント

タイトルとURLをコピーしました