腋窩リンパ節郭清をすると、
様々な注意点がある
例えば、
○重いものを持たないように
○リュックは避ける
○術側のひじの内側に
バッグを掛けて持たないように
○術側の腕で
採決や血圧測定をしないように
○腕を締めつけるような服や
アクセサリーは避ける
...という、
“リンパ液の流れを
妨げる行為をしないように”というもの
そして、
○術側の腕で採血などはしないように
○術側の腕に傷をしないように
○術測の腕への虫刺されに気をつける
○土いじりはゴム手袋をする
○過度な日焼けはしないように
○肌の乾燥に気をつける(保湿をする)
...という、
感染症に気をつけなければならないもの
どちらも蜂窩織炎やリンパ浮腫に
ならないための注意点だ
一度リンパ浮腫になると
「完全には治らない」と
言われている
ちなみにリンパ浮腫になるのは、
乳がんの手術では
約5~25%らしい
ずいぶん開きがあるなぁ...
“5%”なら「少ない」と思えるが、
“25%”なら4分の1がなることになる
けっこう多い数字のように
思うのだが...
手術をして数年は、
それはそれは大切に扱っていた、
術側の左腕
術後、退院したあとは、
フライパンも
まな板さえも持てなかった
コーヒーカップでさえ重かった
数年かけて
徐々に力を取り戻したものの、
やはり手術前には戻らない
が、今思えば、
「過保護すぎたかも...」と、
思うことがある
ある程度腕を使って
筋肉を動かすことも
必要なのかもしれない
そんな今では、
あの頃の神経質さはほぼなくなった
いいのか悪いのか...
仕事で無理をしても
リンパ浮腫にならない人もいる
特になにもしていないのに、
浮腫になった人もいる
誰がなるかわからない
なってしまってからでは遅いので、
当然のことながら、
注意は必要なのだが...
主治医にも聞かず、
勝手に復帰したボウリング
7㎏前後の重いボールを振るスポーツだ
しかもそのボールも、
複数持ち運びしなければならない
「ダメ」と言われるのが怖くて、
「ボウリングしてもいいですか?」
とは、主治医には聞けなかった
今では、当たり前に投げている
「乳がんが利き腕側ではなくてよかった...」
と、心から思う
ボウリングをしていて
“罪悪感”があるとしたら、
今は乳がんより“股関節”だな
まぁ、先天性の臼蓋形成不全でも
ここまで投げてこられたのだから、
まぁ、大丈夫なのだろう
...と、自分に言い訳をして――
夕刻
ちょっとだけ焼けた西の空
あしたもいい日になりますように...
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Source: りかこの乳がん体験記
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