なかなか進まない、
日本の新型コロナウイルスのワクチン接種
それでもいつか、
私の番が回ってくるだろうか
願いは、その前に、
コロナウイルスが完全に消えてくれることなのだが――
テレビで世界のワクチン接種の映像を観ていると、
打っているのはほとんどが“左腕”
「なぜだろう．．．」
と、考えてみた
理由があるとすれば、おそらく、
“右利きの人が多いから”
利き腕を避けたいのは、誰もが同じなのだろうか
そんな私も乳がんの手術をする前までは、
血圧測定も採血も注射も、左腕を差し出していた
それはやはり、“利き腕を守りたいから”
が、乳がんの手術．．．
というより、“腋窩リンパ節郭清”
この術式をすると、
術側で血圧測定も採血も注射もできなくなる
理由は、浮腫や感染症のリスクがあるから
．．．ということは、
“ワクチンも左腕に打つ”
．．．ということになるわけだ
ワクチンは、実際は“腕”というより、
“肩”に近い部分に打つ筋肉注射らしい
局所の軽い副反応として、
○肩こりのような肩の痛み
○腕が上がりづらい
○注射をした部位の痛み
○腕の怠さ
などがあるようだ
利き腕の右腕が上がらなくなるのは嫌だ．．．
利き腕に痛みが出るのは嫌だ．．．
それでなくても、
左腕も充分に動かせるわけではないのに．．．
「りかこさんは左の乳がんをしているようなので、
注射は右腕にしますね」
と、接種時に言われたら、
「いえ、左腕でお願いします」
．．．と、言う勇気があるだろうか
そして、左腕に打つ勇気はあるだろうか
たぶん、右腕を差し出すだろうな――
“副反応”といっても、
1日くらいで収まるようだが．．．
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Source: りかこの乳がん体験記
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