90歳 この世に引き留める饅頭

2013年の過去記事。

介護ホームに入所している親戚のおばさん。

元拝み屋さん。

もう90歳過ぎています。

久しぶりに会いに行けば、、

とても元気。

持参した薄皮饅頭を嬉しそうにバクバク食べる。

多少痴呆が出ていて、名前は殆ど覚えていないが、、

ワタシに会うと深々とお辞儀されてしまう。

何年か前、、

転倒して大たい骨骨折したときは、、

車椅子で歩けなくなり、、

もう寿命かと思いましたが、、

遠隔が効いたのか、、

今では普通に歩き回っている。かなり元気。

先立たれた旦那も以前は「お迎え」に来ていたのだが、、

最近は「来ない」らしい。

もっとも前回来た時に「ワタシはまだ逝かん」と断ったらしいから、、(笑)

まぁでも、、

美味しそうに、薄皮饅頭をおかわりする姿をみていると、、

この世におばさんを繋ぎ止めているのは、、

「薄皮饅頭」かも、、と思ってしまう。

また来月「お盆」が来る。

そしてまた「おじさん」は、お迎えに来るんだろうか?と、、

そして今回もまた「追い返されてしまう」んだろうかと、、

全ては「薄皮饅頭」次第かも、、ですね。

取り急ぎ。