小野照崎神社は、本殿や境内社の社殿は木造りで、とくに本殿は彫刻の壮麗な美しさが印象的です。
それとは対照的に、境内にまつわる諸々は比較的石造りです。実際には、境内の随所に身まれるこの石造りもまた、なんとも良い雰囲気を醸し出していて時代の変遷を感じさせます。
様々な石碑も至るところにありますので、お参りされた際には是非じっくりとご覧になってくださいませ。
境内の西側からの入り口に近いところにあるのが、稲荷神社と織姫神社が合祀された境内社です。
この織姫神社にちなみ、当社では7月7日の七夕にあわせて、境内の装飾が変わったり特別企画などもあるそうです。季節ならではの風景を楽しみたいですね。
本日は、稲荷神社/織姫神社にての神の御言葉をお伝えいたします。
Rinokia
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「幾ばくかの(=ほんの僅かな)夢を叶えることもまた、虚(うつ)ろな世にあっては“一筋の光(※ここでは、希望や活力を指しています。)”となることでしょう。
ですが、さらに心得ねばならぬのは、ある一つの夢について、そこにばかり専心するのは、思い描きそして叶える、という“終始(=一つの括(くく)り)”を設けてしまう、という恐れです。
一つの物事にこだわり過ぎたり、あるいはその実現のみに焦点を当てることは、“燃え尽き”という言葉もあるように、その実現が過ぎたならば、のちの人生の拠りどころ(指針・支え)を失い、または、実現できぬことの虚無感をも強く得ることにもなるでしょう。
まずは、“夢の抱(いだ)き方”を変えねばなりません。
世にいうところの、人生辿るほどに益々隆昌を得る(=栄える)者は、内実、一つの夢を叶える、そのときには、すでにまた新たなる夢を胸に強く描いているのです。
一つの夢がまさに“途中経過”として、その者の意識のなかで(すでに)変容し、次から次へと止めどもなく力が沸いてまいります。
そして新たなる考え(=アイデア)が思い浮かび、夢を描き続けることそれ自体が、その者の人生の道程となる。それが、ただ一つの夢でさえ叶えるための秘訣です。
大きな夢を実現させることもまた、そのただ一つのみが叶っているのではありません。
望む結果に至るまでにも、大小様々な意思(願い)の実現を、その者自体の志や努力、そして幾重にわたる縁(えにし)を得ておりますから、この道程はけして“直線的”ではないのです。
だからこそ、その道のりには、多種多様な人々や、あるいは事象(出来事)なども絡み合い、人生として常に彩り溢れるものとなるでしょう。
これらの様相こそは、強き息吹(エネルギー)を次々と内包し(=溜めていき)、そしてめくるめく(=次から次へと)夢を実現させるための、欠かせぬ馬力(動力)となります。
“一枚岩でない”ーーー ゆえに、この世は面白いのです。
あなたのただ一つの人生においても、今もこうして幾重にも関わる魂の存在があります。
そして、あなたを取り巻く環境、人、出来事、これらを“携(たずさ)えて”、あなたは、自らの人生における夢を大いに叶えていくのです。
より良き人生を歩まん(=歩もう)とし、いよいよ気勢(=意気込み)を据えてこそ、夢は幾つも思い描けるでしょう。
さらには幾多の“縁”を繋ぎ合わせ、共に在ることの奇跡を想うことです。
互いの人生を、我こそは導くとして大いに奮い、先陣切って世を翔(か)ける勇者となりなさい。」
(次回③ へ続きます。)
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