『早期治療』の、本当の意味。

『がんは、“早期発見・早期治療”が大切』

...と、よく耳にしてきた

いや、“がん”に限らず、
病気すべてにおいて大切なことなのかもしれない

そんな私自身も、
“誤診”(この言葉は使いたくないのだが)によって
5年放置された経験から、
『早期発見・早期治療』の大切さを
身を以って感じてきたし、伝えてもきた

そして多くのがん経験者の方たちが
同じように語っている

進行していない段階でがんをみつけることは、

  ○切除部分が小さく済む可能性
  ○手術の傷が小さいと、
   身体への負担も少ない
  ○術後療法も、
   抗がん剤をしなくていい場合がある
  ○手術の傷が小さいことや治療が軽く済むことは、
   これまでの生活に早く戻ることができる
  ○経済的な負担も少なく済む
  ○完治の可能性がある

...など、
命が脅かされることも少なくなる

そして、もうひとつ大切な“早期治療”

早いうちに検査でがんを見つけて、
少しでも早いうちに
がんの治療をした方がいいに決まっているのは、
きっと誰もが知っていること

が、この“治療”

中には拒否する人、
病院での正しい治療を受けない人たちがいるのも
また事実なのだ

最近、多く聞かれるようになったのは、

「“適切な治療”を受けましょう」という医師の訴え

『早期発見・早期の適切な治療』

...というわけだ

結局、いくら早くにがんをみつけても、
“早い段階で適切な治療”を受けなければ結果は同じ

それは、命を脅かすことになる

がんになると情報を求め探し、
様々なものに出逢う

それは残念ながら、
正しくないものが多いのが現状

ひとはなぜか、
現在広くおこなわれている、
“標準治療”を否定するものに目が留まる

そしてそれらを信じ、“標準治療”を疑う

これほど“標準治療”に命を救われている多くの現実を
見逃しているのだ

がんは、手強いと思う

簡単には増殖を諦めてはくれない

徹底的に闘う必要があるのだと思う

それは、決して楽なことではないとも思う

そう、

がんは、そんな病気だ

だから、専門家は誰も、

「治る」

とは言い切らない

「治る」
「がんが消える」

と、断言している怪しげな人たちにも、
そんな根拠はきっとない

“がん”という病に心が押しつぶされそうな人には、

『こうすればがんは治る』
『これでがんは消える』
『抗がん剤はしない方がいい』

そう言われれば、
信じたくなる心の隙をついてくるのだ

「治る」とは言い切れないのが今の医療

言い切るのは“真実ではない”と、私は思う

適切な治療である『標準治療』が、
安全で効果が認められた、
科学的根拠の確立された最新の治療...

なのである――

  根拠のない“療法”と謳っているものに惑わされ、
  命を落とす人がこれ以上増えることが
  ありませんように...

   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
    にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村


 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から

 

Source: りかこの乳がん体験記

コメント

タイトルとURLをコピーしました