きのうの、
自治体による乳がん検診
「指定されている医療機関の中から
自分が検査を受けたい病院を選び、
自分でその病院に予約を入れる」
という手順
“指定されている医療機関”
とはいうものの、
私の街には、
乳がん検診を受けられる病院
（マンモグラフィを受けられる
医療機関）は、2つしかない
ちなみに、
私の乳がんがわかったのは
個人の医院
（診療科目は胃腸科・外科）
当時その医院には、手動式の
古～いマンモグラフィがあった
今は院長*も亡くなり、
医院も建て替えられて
息子が継いでいるが、
診療科目もすっかり変わり
“外科”はなくなった
たぶん、手動式の、
あの古～いマンモグラフィも
廃棄されただろう
*）詳しい検査もせず、
視触診だけで「良性」と診断し、
「定期的に診ていきましょう」
とのフォローもなく、
「特に治療法もないので
そのままにしておいていいよ。
でも大きくなったら
切らなきゃならないよ」
と言った、あの医者だ
断っておくが、
“名医”として名が知れ渡っている
マンモグラフィは、正直痛い
おっぱいも露わ
“おっぱいの検査”なのだから、
当たり前なのだが．．．
今でこそ
“上半身、裸”ではなく、
検査着を羽織って
少しでも隠すように
配慮してくれるが．．．
が、できれば
受けたくない検査のひとつでもあった
まぁ、検査は
どれも受けたくないが．．．
が、マンモグラフィ検査（乳腺Ｘ線検査）は、
“乳がんの死亡率を減少させる効果がある”と
科学的に証明されている検査
国（厚生労働省）から推奨されている
ちなみに、
マンモグラフィ（MMG）は――
検査の感度（“がん”と診断する精度）は、
約80％
“しこり”として触れる前の早期の乳がんを
発見できる可能性が高い検査で
欧米では死亡率を
約20～30％減少させている
※欧米の乳がん検診率（2年に1度）は
約60～80％で、乳がん死亡率を
減らしている
（日本の検診率は、約45％）
そして4年ほど前、私の街の
とある医療機関で導入された、
『ドゥイブスサーチ
（無痛MRI乳がん検診）』
○痛くない
○恥ずかしくない
（服を着たまま）
○被曝しない
ほかには、
“豊胸手術”をしていても
検査ができる
（マンモグラフィはできない）
「検査時間も約15分と短い」
と謳ってはいるが、
マンモグラフィ検査のほうが
かかる時間は短いと思う
その医療機関は、
そんな甘い囁きで
女性たちに検診を呼びかけていたが．．．
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そしてこの『ドゥイブスサーチ』
検査費用は、2～3万円
（医療機関によって異なるが、
マンモグラフィ検査は6000円前後）
※マンモグラフィ検査は、
おっぱいに異常があって
受診・検査をする場合は、
保険適用
この、2～3万円の検査費用
「高い」と取るか
それとも、
「楽をして
乳がんの検査ができるなら安い」
と捉えるか．．．
が、これ、まだ新しい機械
前述の通り、
マンモグラフィは死亡率の減少が
科学的に証明されている
しかし、『ドゥイブスサーチ』は
その効果がまだ明らかにはなっていない
そのため、
『ドゥイブスサーチ』で乳がんが疑われても、
がん治療をおこなっている病院で
新たにマンモグラフィを
受け直さなければならないかもしれない
ちなみに私の街の、
『ドゥイブスサーチ』を置いている病院も、
まったくがん治療をおこなっていない病院
「金儲けの検診か？」
と、思ってしまう
さらに、私の街の
マンモグラフィを置いている、
2つの病院のうちの1軒も
がん治療をおこなっていない
（手術はしているようだ）
結局、私の街には
がん治療をしている医療機関は
1軒だけ
なので当然、今年の乳がん検診も、
その病院にした
．．．というか、
ほかに選択肢はない
それに、私自身が
乳がん治療を受けた病院でもあるわけで．．．
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜
今日の晩めし
チキンのレモンハーブ焼き
カットされているチキンを買ったので、
見栄えは悪し
が、おいしく食べられることは
本当にありがたいことである
そして、今日の夕景
あしたも暑くなるらしい
たぶん、
最後の夏の足掻きだな
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Source: りかこの乳がん体験記
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