現金は最強の流動性を持ち、いざという時に最強の安心感を与えてくれる

内科医

おはようございます。

最近の世界同時株安の影響で、マネーフォワードを開くたびに総資産額が減っていくのでなかなか辛いものがありますね。

もちろん、昔と違ってVTやVTIなどのETFが中心ですので、長期で保有すればいつかはまた復活するだろうとは思っています。

10年前のリーマンショックの時にも株式投資はしていましたが、当時はリスク資産の金額が少なかったので、40%〜50%減ってもあまり深く考えていませんでした。

投資歴が1年未満の方は含み損の方も多いと思いますが、こういう時期に自分のリスク資産は長期ホールドに耐えられる資産かどうか、また現金などの無リスク資産の量は十分か見直しておくとよいですね。

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現金は最強の流動性を持ち、いざという時に最強の安心感を与えてくれる

リスク資産が「千万円」単位になると給与所得からの補填は厳しい

リスク資産が「百万円」単位の時は、10%〜20%の下落であれば給与所得からの追加投資によって補正することができました。

一方で、「千万円」単位になりますと給与所得からの補填では追いつかなくなってきます。

リスク資産が300万円であれば、仮に10%〜20%下落したとしても30万円〜60万円の損失ですから、ある程度時間をかければ給与所得から補填が可能です。

ところが、仮に3,000万円分のリスク資産を保有していると仮定すると、同じ10%〜20%の下落でも300万円〜600万円になりますから、金額的にも心理的にもダメージが大きいです。

私自身は、リターンよりも「常に心地よく投資ができるかどうか」を最重要視していますので、リスク資産の総額が増えるにつれてその分現金ポジションも手厚くするようにしています。

 

常に現金が手元にないと安心できない・・・

過剰なリスクは取ることができない・・・

チキンと言われればそれまでですが、自分の性格をよく理解したうえで投資することは非常に重要だと思っています。

 

キャッシュは最強の流動性を持ち、いざという時に最強の安心感を誇る

株式が軟調な時にありがたみを実感するのは現金です。

私自身はどちらかというと慎重派ですので、株式などのリスク資産に100%全力というのはありえません。

株価の調整局面で、現金ほど安心感を与えてくれる存在はないからです。

現金さえ手元にあれば、株式を買う以外にも状況に応じて様々な用途に振り分けることが可能ですから、キャッシュの流動性は最強なのです。

株式や債券などのペーパーアセットも不動産や太陽光発電などのハードアセットと比較すれば換金は容易ではありますが、いざという時の現金の安心感には勝てませんね。

また、株式市場が大荒れの時は不動産など他のアセットにもチャンスの芽が生えることが期待されますが、そのような時に手元にキャッシュがないと全く身動きがとれません。

そのような時期には融資の窓は閉じていることが多いので、現金の多寡が物を言います。

せっかくの大チャンスを指をくわえて黙って眺めているという事態にならないよう、平常時からある程度のキャッシュポジションを確保しておくことは大変重要です。

 

まとめ

いざという時に最も頼りになるのは現金です。

株価が好調な時ほど現金の重要性を忘れがちですが、リスク資産が積み上がってきた時ほど現金ポジションの再確認をしておきましょう。

 

 

こんな記事も書いています。

現金ポジションと同様に重要なのが、家計管理のスキルを身に着けて支出を自分の力でコントロールすることです。

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私が配当金を重視しているのも、結局はいざという時のキャッシュのありがたみが身にしみているからだと思います。

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バイ&ホールドする場合には、その商品がバイ&ホールドしても問題ない金融商品かよく検討する必要があります。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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