おはようございます。
2020年春のコロナショック以降は暴落らしい暴落もなく、株式市場は絶好調です。
リーマンショック後の2010年代の相場は比較的恵まれていたこともあり、10年以上に渡ってインデックス投資を継続してきた方の中には、インデックス投資オンリーで早期リタイアが視野に入ってきている方がかなりいるのではないでしょうか?
私も株式投資を始めて10年以上、もうすぐ15年になりますが、完全に自分の実力ではなく相場に恵まれたと思っています。
ただし、同じ10年間でもどの10年間を切り取るかによって、見える景色が全く違ってくるのも事実です。
インデックス投資で早期リタイア達成の人が次々と出てくる予感
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 2010年代の10年間はものすごく恵まれた相場であった
2. インデックス投資オンリーで早期リタイア達成の人が出てくるだろう
3. 同じ10年間でも2000年代だと見える景色が全く違う
以下詳細を見ていきます。
1. 2010年代の10年間はものすごく恵まれた相場であった
2010年代以降の株式相場は、私個人の経験からはただただ恵まれていたと言う他ありません。
以下はVTI(米国株、緑)とVT(全世界株、水色)の2010年1月〜2021年7月現在までのチャートです。
VTIが+388%、VTが+206%という驚異的なリターンになっています。
米国株一強であり、全世界株は負け組であったという風潮も一部で見られますが、VTを購入するだけで10年で3倍であれば十分に満足すべきでしょう。
2. インデックス投資オンリーで早期リタイア達成の人が出てくるだろう
上記のように、2010年以降はVTIやVTを保有し続けるだけで10年で3倍〜4倍になる相場であったわけです。
要するに、全く相場を読む力のない方であっても、株式市場に辛抱強く居続けるだけで十分なリターンが得られたということになります。
2018年12月や2020年春のコロナショックを除けば、パニックになって売りたくなるほどの大暴落もありませんでしたので、比較的難易度の低い相場でした。
この結果から考えますと、10年以上に渡ってインデックス投資をコツコツ継続してきた人の中には、そろそろ早期リタイアが現実のものとなっている方がいるはずです。
あと3〜5年くらいこのまま相場が好調であれば、早期リタイア達成の報告が続々と聞けるかもしれませんね。
3. 同じ10年間でも2000年代だと見える景色が全く違う
2010年以降の相場だけ眺めていますと、「インデックス投資だけ継続していれば楽勝」と思えてきますが、
2010年代ははっきり言って「最も恵まれた10年間」であったと考えるべきでしょう。
同じ10年間でも、どの期間を切り取るかによって見える景色が全く違ってくることを忘れてはなりません。
例えば、2000年〜2010年の10年間を切り取った場合、IVV(S&P500 ETF)のリターンは以下の通りです。
2000年代は、ITバブル崩壊とリーマンショックの2度の大暴落があり、非常に厳しい10年間でした。
長期で見れば右肩上がりと言われているS&P500 ETFを10年間根気よく保有し続けてトータルリターンが- 15%ですので地獄としか言いようがないですね。
私の身の回りをみても、2000年代の相場を経験している人の方が株式市場に対してより慎重な姿勢の人が多い気がします。
それだけ厳しい相場を経験してきたからこそと言えますね。
まとめ
2010年代の株式相場が非常に恵まれていたこともあり、そろそろインデックス投資オンリーで早期リタイア達成という方が出てくると思います。
皆でより一層インデックス投資界隈を盛り上げていければ嬉しいですね。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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