神の詩 第二章第三十一節

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 神の詩 第二章第三十一節

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「汝自身の任務を考慮しても、動揺するべきではない。クシャトリヤ(戦士)にとって、
正義の戦いに勝るものは他にないからである。(三十一)」

この世界のすべてのものは
存在価値があり、
使命があります。

あらゆる動物、
草木の一本、
鉱物、
細菌やウイルス一個体にいたるまで
すべて
存在意義があります。

だから
雑草などという言い方は、
人がその価値を理解していない証拠です。

細菌やウイルスを
人間の中途半端な理解力で
敵とみなして
除菌するのも、
とても賢明とは言い難い行為です。

実際に
最近の研究では、
今まで病原体と呼ばれていた細菌やウイルスが
人や動物、
そして
環境を健全にするために
必要不可欠であることが
理解され始めてきました。

私たちは、
命を授かって、
この地球上にいます。

それは
人も、
犬も、
猫も、
そして
すべての生き物も同じです。

この地球上にくるのは、
命(いのち)を授かり、
そして
命(めい)を受けてくるのです。

命(めい)とは、
使命。

すべての生き物は、
この地球上に目的・役割があって
存在しています。

無駄な命などありません。
無駄な存在などありません

鉱物や微小生命体も同じです。
無駄なものなどありません。

地上での役割のために、
命を使うから、
使命というのです。

命は

漢字だと、
人の中に一つ叩くと書きます。

「命」は、
身体の中で
一つ一つ心臓の鼓動が叩いて繋いでいくもの。

そう考えると、
一瞬一瞬が大切に思えてきます。

また、
「命」は、
口と令
にも分けられます。

口とは、
仏教でいう「身口意(肉体・エネルギー体・魂)」の口、
つまり
エネルギーのことです。

口がエネルギーを示しているのは、
エネルギーは不可視でありながら、
波動(音)として知覚することが可能であり、
また
口は声と呼吸を司り、
声は
エネルギーを知覚できる形に変えること、

呼吸は
生命エネルギーの象徴である
という理由によります。

令には、
”りっぱな”とか”お達し”、
”意志”
という意味があります。

つまり、
口と令を足すと、
立派なお役目にエネルギーを入れる
という意味になります。
さらに分解すると、人、口、卩、一。
つまり
”一なるもの”
を囲むように
身口意(肉体・エネルギー体・魂)が
集まって

を形成していることになります。

身も心も魂も一つに向かい、
この地上に来た立派な目的を果たしていく、
それが命です。
そして
人は、
崇高な目的を持って、
転生するたびに自分の境遇や任務を決めて地上に下りてきます。

現在
自分の置かれた立場や持っている技術が
偶然の産物ではありません。

今回の生で
充分に任務をこなすために
備わっているのです。

人が
社会の中で生きていく上で、
次第に役割や立場というものが確立していきます。

仕事では、
職種であったり、
役職であったり、

家庭では
親になったり、
パートナーになったり、

プライベートでは、
ご近所や友人たちとの間に
さまざまな付き合い方があります。

人が
お互いに
繋がり合って生きている中で、
役割や立場を背負うことによって、
人は磨かれていきます。

その役割の中で
使命や生きがいを見つけることも多く、
自分だけ勝手に
使命を放棄するわけにはいきません。

「クシャトリヤ(戦士)にとって、正義の戦いに勝るものは他にないからである。」

戦士であれば、
正義の戦いを放棄するわけにはいかないのです。

真我に沿った任務(正義の戦い)は、
放棄することなく
遂行すべきです。

ただし、
真我に反する任務となれば、
行うべきではないので、
人は
常に
日々内観を大切に行い、
自分の任務、役割、立場、
そして
すべての行いが
真我にそったものであるかどうか
確かめながら
進んでいくことは大切です。

次は

「図らずもこのような戦いの機会を得ることは、クシャトリヤにとって幸いである。ア
ルジュナよ、天国への門は開かれるだろう。(三十二)」

声優さんやってきました。
オオカミの役です。
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Source: ひかたま(光の魂たち)

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