カルマを作り出すものだったのであれば、
これからは
カルマを解消する行為へと
方向転換すればよい
ということになります。
丁寧に
カルマ・ヨーガを実践すれば、
そのまま
霊性進化の道への推進力となるものです。
二方向には同時に流れることはできません。
川が上流から下流へ流れるように、
火が下から上へ立ち上るように、
人のエネルギーも
一方向へと向かいます。
そして
人の本来の流れは上に向かうものです。
カルマを克服することはできない一方で、
クリシュナが伝授する実践法を忠実に行えば、
カルマを解消する方向へと向かいます。
その流れは、
ゆっくりであっても
迅速であっても、
実践した分だけ進歩し、
逆の方向性に動くことはありません。
カルマの解消のポイントとして、
行為の結果に一切の執着心を持たないこと
が大切です。
無私の行為は、
最高に良いカルマを作り出します。
私はこんな良いことをした
とか
見返りを期待することは、
カルマの解消につながる無私の行為とは
逆の方向へと流れを作ります。
クリシュナは純粋なカルマの大切さを説いていきます。
今までの苦労が水の泡に消えるということが起こりえますが、
天の法則だけが作用する霊的な仕事においては、
行ったことが
正確無比に因果律によって反映されるため、
クリシュナの伝授する実践法を行うことに、
全く無駄がないのです。
とクリシュナは言います。
まずは
実践することが大切であり、
その敷居を低くして
誘導してくれています。
人は、
そのままでいたいという思いがあります。
だからわずかであっても、
動き始めることが大切です。
決められた方向性に動いていく性質があります。
それが抵抗のない道となるからです。
最初に
正しい方向へと向かう力が
とても重要になります。
もう一つの側面があります。
マラソンの練習でも、
まずは
短い距離から始めます。
走ったことが無い人が
いきなり
毎日42km走れば、
途中で脱落してしまいます。
ピアノの練習でも、
いきなり難易度の高い曲の習得からは始めません。
毎日行うことで、
心身にも無理がかからず、
継続できるからです。
さらに、
どんな修練でも、
身体が動いている間だけが
修練ではありません。
それを行い、
休んでいる時や寝ている時に、
意識の中で消化しているのです。
食べ物を食べたら、
それが
ゆっくりと胃と腸管で消化して吸収するように、
口から食べただけで
終了ではありません。
消化中は、
ゆっくりと身体を休める時間が必要です。
その日の就寝時に、
意識の中で
ゆっくりと消化されていきます。
最初は、
わずかでも、
確実に長く続けていくことが
重要になります。
最初は、
暗闇から空が明るくなり始めた頃、
ほんのわずかに
太陽の一部が見え始め、
力強く光を放ちます。
それと同時に
周囲はゆっくりと確実に明るくなっていきます。
太陽はさらに昇っていき、
気が付くと
あたり一面が光に包まれていきます。
最初は、
ほんのわずかな光だと思っていても、
次第に大いなる光に包まれた世界になっていきます。
次は
よく内観してください。
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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