コロナのおかげで、
新たに取り組むべき付加価値がなんなのか、
明白になりつつある。
市民に在宅の理解を広める活動と、
医療者に在宅を知ってもらう活動と、
これらはもちろん粛々とやり続けるのではあるのだが、、、、
これらの意義をじっくりと深めていくこと、
ここに時間をかけていくことを、どうやら時代が許さない。
そして、正直なところ、そんな時間は、ボクには残されていない。
今後、新型感染症のたびに、
きっと、マスクは手放せず、
ワクチンは必要不可欠な時代に。
残念ではあるが、以前のような
生活スタイルには戻れない。
そんな中でも、病院での治療は
ますます、発展するだろう。
そして、さらには、
発展しなければいけないだろう。
コロナがそれらを証明した。
その中にあったとしても、
在宅医療に求められていることはなんなのか、
それでも、人間にとって微かな光になる
ザイタク文化はなんなのか、考えた。
人間が決して手放してはいけない大切なこと、
そして、残された時間で具体的に取り組めることを考えた。
僕らは次の3つに集中することにした。
看取り・お風呂・福祉用具のプロになる。
どんな時でもこの事においては、対応できる能力をもつ。
これがコロナ新時代のチャレンジだ。
残念だけれども、これが本意ではなく、
本来ならば、死生観の醸成に、じっくりと取り組みたい、、、
そんな気持ちであることも、あえて付け加えておきたい。
今日は、妙にこの歌が身に沁みる。
良かったら聴いて下さい。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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