いつだって何処かで、考えている。
血圧が高くて、時々心不全になっちゃって、
それでももちろん暮らしている人が居る。
そんな彼は、医者が大ッキライ。病院も大ッキライ。
当然、お薬だって大ッキライ。
それでももちろん暮らしている人が居る。
果たして、暮らしに医療は必要か?
果たして、暮らしに介護は必要か?
こんな世の中で、高齢の方や病気をお持ちの方や障害をお持ちの方が
ただただそんな思いだけで、お家で暮らし続けるには、ちょっと難しい時代だ。
国民皆保険制度があって、介護保険ってやつができて、
要介護状態にある人や困ってる人を助ける仕組みができたんだけど、
実は、まあまあお節介に仕上がってる。
暮らしの場面に、介護や医療が入り込むと、
やれ血圧だ、やれ酸素だ、やれ体温だ、熱だ、と大騒ぎ。
現場のヘルパーさんたちは、それに振り回され、
本当の意味でのヘルプとならないこの時代。
とは言え、制度上一番弱い立場のヘルパーさんらを守り、
そして、もちろん、ご本人の『お家で最期まで暮らしたい』って、
そんな大切な大切な願いも叶えるには、、、、、、
いつだって何処かで、考えている。
だから、みんなで繋がろう。じゃなきゃ、このシステムエラーは解消しない。
だってそうでしょ?!この介護保険や医療保険ってやつは、
チーム医療の基礎があってこそ、力を発揮できるように出来てんだから。
先生、血圧190あるんですけど、
今日はお父ちゃん調子いい!って、言っとるんです。
コケてお岩さんで、1週間以上、お風呂は入れてへんし、
今日は、やっぱ、お風呂入って頂きたいんスけど、
どないしましょ?お部屋もお風呂も寒ないように、
あっちこっちの暖房つけて、とりあえず温めて、今、なんとか準備万端です。
って、いつものヘルパーさんからお電話。本当に頭が下がる。
サービス時間内にやることはいっぱいあるんやけど、
ご本人とヘルパーさんのリスクマネージメントとして、
ちゃんと、かかりつけ医のタナカにお電話をしてくれる。
このリスクマネージメントの意味は、本当に深い。ここでは割愛((笑))。
そして、もちろんそれはケアマネさんもこういう連携するのは知ってもらえてるし、
ヘルパーさんらのトップ(サービス提供責任者って言うんやけど)ともやり取り済み。
なんかあったら、すぐお電話ちょうだいね~。
タナカが大好きなその男性ヘルパーさんに伝えた。
介護保険制度は、まだまだ未熟だ。若干20年程度の歴史。
もっともっと、みんなでディスカッションして、
世界に誇れる介護保健制度にしよう!!!
この国の介護保険は、そんなポテンシャルを秘めている。
現場からの発信に勝るものはない。僕はそう信じている。
先生、お父さん無事お風呂でました!
今日は、ほんま寒かったし、温もったわ~って喜んでいただけました。
でも、、、センセ、血圧200越えてて、、
了解!!!あとは、僕におまかせを~~~。
今日もザイタクの現場は、素敵だった。
いつだって何処かで、みんな考えている。
今こそ、その叡智を結集しよう!!!
僕らの国の介護保険を世界に!!!
今でも逢いたい気持ちでいっぱい
そんな惨めな恋などしたくない
涙も乾いて痛みに変わるよ
そんな乱れた想いは誰のため
この歌昔から大好きです。良かったら聴いてください。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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