クリシュナが地上に降誕した日 – クリシュナ・ジャンマスタミ
インドやネパールでは
神様の降誕日は祝日となります。
クリシュナ神の誕生日はクリシュナ・ジャンマスタミ
シヴァ神の誕生日はシヴァーラトリー
ガネーシャ神がガネーシャ・チャトゥルティ
どれも祝日になります。
日にちは
太陽暦ではなく、
太陰太陽暦に属するヒンドゥー暦で決められています。
インドの太陰太陽暦は、
太陽の黄道上の位置を起点とした太陽月と共に
朔望月を起点とした太陰月・太陰日が使用されています。
クリシュナ・ジャンマスタミは
8の月の8日目
太陰暦でシュラヴァンと呼ばれる日になり
現在の日本で使われている太陽暦とは毎年日にちが微妙にずれて、
8月中旬から9月上旬になります。
今年2021年の
クリシュナ神の誕生日クリシュナ・ジャンマスタミは、
8月31日。
クリシュナが降誕した時間は
真夜中とされ、
十二時になると
すべての明かりを一度消して
あらためて明かりを灯します。
この日、
クリシュナへの尊敬と信愛を表して断食をします。
クリシュナの像は
笛を吹いているものが多く見られます。
幼少の頃から
笛が体好きなのです。
これは
人の在り方を示したものになります。
笛の中は空洞であり(最初に空がある)、
そこに
クリシュナ神が息を吹き込むことで、
他の四大元素である
地・水・火・風
が生まれます。
そして
AUMの聖音が生まれます。
どんな音楽の音色も
すべてはAUMの聖音から始まります。
クリシュナの横笛は、
バーンスリーというインドでは伝統的な楽器で
穴が七つあけてあります。
基本となる基本音階も七つです。
これは体内にある各霊的中枢の象徴となっています。
すでに
「神の詩」で学んだように
各霊的中枢には、
特有の音があります。
笛を吹くという行為は
人の身体と心を空洞にして
そこに神の息吹を吹き込んで
美しい音を創る
という
神と共に在り、
神と共に生きる
象徴的な行いになります。
これは、
「私」「私のもの」という低次の自我を滅し、
全面的にすべてを明け渡し
神の無償で永遠で最高の愛を受け取る
という思いが伝わってくるものです。
節目があります。
日常の出来事にも、
心身の変化にも。
推進力にもなる大切なものです。
生誕祭のような節目は
人が
漫然と時を過ごしてしまうことを防ぎ
一瞬一瞬を神に、真我に向けて大切にすることを
再認識させてくれるものでもあります。
すでに節となるものがすべて備わっています。
光を得るために、
より早く成長していく必要があります。
芽や枝の先端部などにありますが、
竹の節目と同じように、
心の生長点とすることが出来る能力を持っています。
クリシュナがアヴァター(神の化身)として地上に降誕した日は
すべての人の心の成長点となる節目にすることが出来ます。
クリシュナ・ジャンマスタミにむけて
バガヴァッド・ギーターに収められたクリシュナの叡智
この叡智を自分の中で
少しずつ
吸収し、
消化し、
実践し、
自分のものにすることで、
私たちに内在する真我の性質
崇高な至福に満ちた精神に目覚め、
大切に培い
発展させていきましょう。
地上での多くの試練は、
自分に内在する神の性質を目覚めさせるための
そして
魂を磨くための
真我から授かったありがたい課題です。
いずれ振り返れば
すべての試練が
魂の栄養であったことが
見通せるところまで
到達します。
これからの困難も
叡智を持って
明るく積極的に
そして心穏やかに
乗り越えていきましょう
Amazonで購入した方がいましたら
ぜひ
五つ星☆でレビューをお願いします。
クリシュナに捧げます。
Aum Tat Sat
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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