これからの肝臓がん治療・・・

外科医

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みなさん
こんばんは
2代目ガンちゃん先生です

金曜日の治療が終わり、
診察室でブログを書いています

今日も外来は160名を超え、
癌のカテーテル治療も6件

てんてこ舞いの一日でした
疲れたですね

昨日は、
北九州の肝癌治療の専門家が
あつまる勉強会で発表をしてきました

先代である私の父も
よく参加していた勉強会で

父を良く知る先生方に
私の発表を聞いて頂くのは
なんとも緊張する時間でした

九州医療センターの外科の先生の
和田先生が特別講演で来られていて、
大変勉強になるお話でした

進行癌の治療に関しては、
一段、二段と質の高い治療を
岩本内科では行っているので、

なかなか理解しきれないところもあるのではないかなと
思いました。

発表の内容としては・・・
進行肝臓がんの治療は
今、大きく変わろうとしています

全身投与を行う抗癌剤が増え、
多くの肝臓がんの患者さまに、
それらの薬剤が投与される時代になりました

肝動脈塞栓術が効かなくなったら内服の抗癌剤、
転移が出現したら内服の抗癌剤、
癌が血管内に入り込んだら内服の抗癌剤

・・こんな風に簡単に全身投与の抗癌剤へ
切り替えられる事が増えてきています

治療選択肢が増えるという事は非常に良い事で
私もたくさんの患者さまにこれらの抗癌剤を使用しています

私の大学での研究はこれらの抗癌剤の研究をしていますので、
かなり詳しい専門家でもあるのです

・・・ですが、
安易に全身の抗癌剤へ切り替えられることが
これから懸念されます

肝臓内の病変をいかに制御するかという事は
非常に大切なことで、
内服の抗癌剤だけでは心もとないのです

門脈動脈同時塞栓療法

カテーテルを留置し行う肝動注化学療法
肝動注化学療法の中でもNew FP療法を駆使し

癌ゼロを目指す治療戦略と言うのは
患者さまにとって非常に期待度の高い治療戦略のはずです

岩本内科からしっかりと全国に発信して、
良い治療を広めていかねば・・・
そう思う最近の私です

まだまだ微力ですが・・

という事で、
今日も全力でした

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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