武蔵御嶽(むさしみたけ)神社の本殿裏手に、「大口真神(おおくちまがみ)社」はございます。
先頃の記事でお伝えした、緒災厄除・盗難・火難除の守護神として古くより崇められているニホンオオカミの神です。
本殿御祭神の一柱、日本武尊(やまとたけるのみこと)が山中に迷われた際、道を拓き導いた狼に「“大口真神”としてこの山に留まり、すべての魔物を退治せよ」と仰られたとの言い伝えがあるそうです。
こちらのお社も、狛犬ではなくやはり狼です。それが、互いに向かい合う阿吽(あうん)の姿ではなく、それぞれがしっかりと前を向き、わたくしたち参拝する者たちを正面から迎えます。
大口真神には、勝敗(勝ち負け)についての御言葉をいただきました。
皆様のお役に少しでも立てましたら幸いに存じます。
Rinokia
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「たとえば、他(=他人)と相対する(あいたいする:敵対する)場合、相手を遣(や)り込める(ぐうの音もでないくりに負かす)ことはけして得策ではない。
勝つ/負けるという感覚(概念)は、得てして(総じて)、己と相手との距離(間柄)のみにて“終始すること”を意味する。
それでは何ら、進展はない。
本来は、すでに勝ち負けの範疇(はんちゅう)を超えたところでの、自らが真に目指す“高み”を見据え、そこへと向かう威勢これこそが、相手の意気(気力)を超え、すでに勝敗の決する(=勝敗が決まる)という真理を、人々はなお(一層)心に据えていかねばならぬ。
この、高みへの心意気を土台とし、さらには、相手の気概をも我が血肉(=馬力)とする、いわば、地上のあらゆる物事(人)は、すべてが自らの“味方”であるという境地に至る者が、真に、この世の覇者(※ここでは世の中で活躍・成功する人のことです。)となろう。
単なる優劣、あるいは勝敗を、とうに超えし生き方が、これよりの時代の有り様(=スタンダード)となる。
この世に命を授けられ、神々そして万霊の願いを一心に受け、“今”をまさに生きる者たちよ。
そなたの身こそは、もはや他でもない、“万物(=あらゆる物事)”が糧(=血肉)となり、そして諸共にその高みへの道を歩むのだ。」
(次回③ へ続きます。)
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Source: 神々からのメッセージ
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