アストラゼネカワクチンの共同開発者
英紙テレグラフによると、アストラゼネカワクチンの共同開発者で、オックスフォード大学のサラ・ギルバート教授は22日(現地時間)、英国王立医学会のオンラインセミナーで「一般的にウイルスは、だんだん免疫力が強くなっていく人間の間に広がるため、ウイルスは致命的にならない傾向がある」とし、「さらに強いコロナウイルスが出てくるとは考えにくい」と述べた。
ギルバート教授は「スパイクたんぱく質が人体細胞に浸透するには、細胞表面のアンジオテンシン転換酵素2(ACE2)受容体と相互作用をしなければならないため、ウイルスが完全に変異することはできない」とし、「(コロナ)ウイルスがスパイクたんぱく質を変えすぎると、受容体と相互作用ができなくなり、人体に侵入できない」と説明した。
続いて「そのためウイルスが(人体の)免疫力を避けながらも、依然として伝染性の強いウイルスになりそうなところが、それほど多くない」と述べた。
ギルバート教授は、新型コロナウィルス感染症は結局、普通の風邪や呼吸器感染を引き起こす、他の季節性コロナウイルスと似てくると予想した。
スコット・ゴットリーブ元FDA長官はこの日、米CNN放送に出演し「これまでの感染とワクチン接種により形成された免疫を越えて来る変異株のように予想できないことは起こらないと仮定すれば、デルタ株による流行が最後の主要な感染流行となるかもしれないと考える」と語った。ゴットリーブ元長官は「そのようなことが起こらなければ、今回が最後の主要な感染流行となり、これ(新型コロナ)は続いていきながら土着疾患のような危険となるだろう」と語った。
公開された複数の文書からはは、研究者たちがコロナウイルスの遺伝子を操作して変種をつくり、それを複数の洞窟に放ってコウモリが感染する様子を観察して、それらのウイルスが人間にもたらすリスクを評価しようと計画していたことが明らかになった。DRASTICは9月21日にウェブサイトに行った投稿の中で、公開した複数の文書は、匿名の内部告発者から提供されたものだと説明。文書には、エコヘルス・アライアンスが武漢ウイルス研究所と「協力」して、「ヒトに感染するコウモリコロナウイルスの危険な先端研究を行おうと」計画し、DARPAに研究資金の助成を要請したことが記されていたという。
DARPAは米国防総省傘下の研究機関であり、そのPREEMPT(病原性脅威発生の予防)プログラムを通じて「感染症の脅威から軍を守る」ことが使命の一つだ。
DRASTICは、エコヘルス・アライアンスがDARPAに研究費支援を要請する文書の中で、「武漢ウイルス研究所が集めた、致死性の高いコウモリコロナウイルスのキメラウイルスを、実験用マウスに注射する研究を提案」していたと指摘した。
バイデン大統領は27日(現地時間)ホワイトハウスで、未接種者の接種とブースターショットを強調する短い演説をした後、取材陣が見守る中、ワイシャツの袖をまくりファイザーワクチンのブースターショットを公開した。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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