やっぱり、“がん”だった...。

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爽やかな朝の空

2021/10/03 朝の空

すでに10月だというのに、
家の中では未だ“半袖”で過ごせるという、
異常な暖かさである

通常であれば、
朝は暖房が必要な季節だ

先日亡くなった、
高校のときのクラスメイト

“病気療養中だった”ということ以外は、
詳しいことはわからなかった

...が、やはり“がん”だったようだ

『日本人の2人に1人ががんになる』というほど、
今や、誰ががんに罹ってもおかしくない時代

それでも、
「がんで亡くなった」と聞くと、
穏やかではいられない

彼女と幼なじみだったひとが言っていた

「最近まで元気に仕事もしていた」と...

「このあいだも
 話をしたばかりなのに」と...

そんな話を聞くと、
さらに切なさに拍車がかかる

「なぜ?」
「どうして?」

と、がんの怖さを改めて知らされる

5年近くがんを放置した私が、
今もこうして生きている

なんとも不思議な感じがする

“がん”とは、
本当にわからない病だ

“早期なら完治も可能”という希望

が、その裏には、
つらい現実がたくさんある

そのたびに、

「がんは本当に治る病になるのだろうか」

という気持ちが湧き上がる

『早期発見・早期治療』と訴えている私が、
そんなふうに感じてしまうのだ

奇しくも今月は、『ピンクリボン月間』

それでもやはり、
早期に見つけて早い時期に治療をすることは、
完治への第一歩

そこは忘れてはいけない事実なのだ――

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Source: りかこの乳がん体験記

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