埼玉 北野天神社②前編:稲荷社【人は“種”を蒔(ま)く】

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埼玉県は所沢市にございます北野天神社は、正式名は「物部天神社(もののべてんじんじゃ)・國渭地祇神社(くにいちぎじんじゃ)・天満天神社(てんまんてんじんじゃ)」だそうですが、今ではこれらを総称して「北野天神社」と称されます。

物部天神社、および國渭地祇神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征された折に創建されたとも伝えられ、長らくの歴史をもつ神社です。

境内は、今回お伝えする稲荷社のほかに5社ほどの摂末社があり、このうち、“航空神社(=小手指神社)”という航空にゆかりのある所沢ならではのお社もあり大変興味深いです。

境内は、多くの樹木で満たされておりまして、さらには複数の歌碑が配されています。

日本最大の寺子屋を作ったとされる「澤田 泉山(さわだ せんざん)」の偉業を讃えたものもあり、天神社だけに、学問をキーワードに境内を探索してみるもの面白そうです。

稲荷社は、八雲社と並んで本殿の後方にあり、幾つかの鳥居を構える小さなお社です。

農耕・商売繁盛の稲荷神だけに、“種”という御言葉をもとにメッセージをいただきました。
どうぞご一読いただけますと幸いに存じます。

Rinokia

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「この世に生きていくとは、何かを“生みだす(=創出する、生じさせる)”ことを意味します。

ちょうど、それらを“元種(もとだね)”とし、また何かしらの縁(えにし)に繋がってまいります。人の出逢いも、そして出来事も次から次へと派生し、まるで植物の伸びゆくがごとくです。

ですから、この世は人と人が互いに関わり合い、物事を成す(=行動する)ことで、その良し悪しが現れてまいります。いわば、元種の“結実”ーーー人生における幸不幸を、こうした関わりによっていずれも得ていくとも申せましょう。

誰しもが“生みだす”存在であるならば、さらには、その生みだしによって、人生の様相(幸不幸)がもたらされるのならば、この(生み出すという)元種は、総じて“幸せになるための種”でなくてはなりません。

無論、あなたがた(人間という生命)が生きていくことは、けして綺麗事ばかりとはまいりません。

生命を維持していくには様々なものが費やされ(犠牲となって)いくことも確かです。

ですが、自らを介しての出来事こそは、せめて良きおこないとなるよう努めねばなりません。

はたしてあなたがたには、一体何ができるでしょうか。

幸なる結実には、無論、幸多き種を蒔(ま)くことです。

何よりも、神の分け御霊(みたま)の至極の光、つまりは“光の粒だね”として、あなたがたは今世この地上に降り立ちました。

ですから、あなたのその身から発せられる物事こそは、喜び、感謝、そして互いに讃え合うべくの言動を発すること、これが何より肝要です。

(次回②後編 に続きます。)

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Source: 神々からのメッセージ

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