おはようございます。
当ブログでは、米国株や全世界株インデックス投資を投資の軸として、資産形成の土台部分を盤石にしたうえで、残りの部分で個別株や不動産など別の投資を実践することをおすすめしています。
せっかく若いうちに投資の重要性に気がついたのであれば、最大の武器である「時間・複利の力」を味方につけるインデックス投資は実践しておいて絶対に損はありません。
とはいえ、インデックス投資では短期的に目に見える成果をあげることは困難であり、若い方であれば少し冒険してみたい気持ちもあるでしょう。
その場合、インデックス投資の土台部分は触らずに「プラスアルファ」の部分で遊びの要素を作ればよいと思います。
インデックス投資を土台にして「プラスアルファ」部分でオリジナリティを発揮しよう
本日の記事の要点は以下のとおりです。
1. インデックス投資を投資の軸に据える
2. 「プラスアルファ」の部分で個別株や不動産投資を検討する
3. 年齢や総資産に合わせて「コア」と「プラスアルファ」の比率を変える
以下1つ1つ掘り下げてみていきます。
1. インデックス投資を投資の軸に据える
まず大前提として、「ポートフォリオの100%全てで冒険しないこと」が重要です。
当ブログの読者であれば、ポートフォリオのほぼ全てがレバレッジ型の商品といった突き抜けた投資を実践している方はごく少数だと思いますが、
投資で最も重要なことは、とにかく短期的な成果を求めて欲をかかないことです。
特別な才能も莫大な資産も持たない一般の方にとっては、時間を味方につけてゆっくりと資産を増やすのが最も確実です。
長期的に見た想定利回り4-5%程度のインデックス投資を軸として、まずは自分のポートフォリオの土台部分を盤石にすることをオススメします。
プラスアルファの遊び部分に関しては、投資に慣れてきて周りを見る余裕が出てきた頃からでも決して遅くないでしょう。
2. 「プラスアルファ」の部分で個別株や不動産投資を検討する
米国株や全世界株を対象としたインデックス投資で土台部分が安定していればこそ、残りの部分で「遊ぶ」余裕が出てきます。
例えば、「インデックス投資で70%、個別株その他で30%」とルールを決めておけば、仮に「個別株その他」の30%で失敗をしたとしてもある程度取り返しがつきます。
この場合、インデックス投資以外の部分で「レバレッジ型商品」にだけ手を出さないルールを決めておくのがよいでしょう。
現物取引にとどめていれば、仮に「個別株その他」部分が壊滅的なダメージを受けたとしても「インデックス投資」のコア部分が生き残り再生可能だからです。
もちろん、プラスアルファ部分で不動産投資を検討されている場合、通常は金融機関から融資をひいて物件を購入することになりますのでレバレッジをかけることは避けられません。
不動産投資の本質は、「良い借金」をすることで自己資金だけでは実現できないような大きなリターンを得ることにありますので当然と言えます。
逆にいえば、不動産投資に失敗した時のリスクは株式現物取引の比ではないということです。
また、私個人としては少なくとも株式にレバレッジをかけることはオススメしません。
株式は現物でも十分に値動きの大きなリスク資産であり、仮に失敗したとしても元手を失うまでにとどめるのが原則だと考えます。
3. 年齢や総資産に合わせて「コア」と「プラスアルファ」の比率を変える
インデックス投資に関しては、購入した時期が同じであれば誰がやっても同じリターンになりますので、他人と差別化することはできません。
よって、オリジナリティを発揮するのであれば「プラスアルファ」の部分となります。
その場合、他人と同じようなことだけやっていては突き抜けたリターンを得ることはできません。
自分なりに工夫をして、人とは違う道を歩む勇気も必要でしょう。
また、年齢や総資産額に合わせてインデックス投資の「コア部分」と「プラスアルファ」の部分の比率を変えることも重要です。
一般的には、年齢が上がるにつれて大きなリスクは取りづらくなりますし、総資産額が増えるにつれて1%程度の変動でも動く金額が大きくなりますので、より安定性を求めるようになります。
まとめ
若い方がこれから投資を始めるのであれば、まずはインデックス投資で土台部分を盤石にし、「プラスアルファ」の部分でオリジナリティを見せるのがよいでしょう。
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こんな記事も書いています。
長期投資では自分なりの「コア資産」を決めることで安定性が増します。
これまでの人生やバックグラウンドが異なる自分と他人の投資成績を比較することは無意味です。
インデックス投資では検討すべき項目が個別株よりもぐっと減りますので、空いた時間を有効活用することが可能です。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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