それぞれの“ステージⅣ”。早期発見の大切さ。

「同じ“ステージⅣ”なのに、
 あなたは肺に水が溜まっているの?
 私は溜まっていないんだけど、
 その差ってなに?」

と、疑問を持っていたのは、あるがん患者

一口に“ステージⅣ”と言っても、
その症状は様々だ

たとえば、がん発覚時、
原発巣からほかの臓器へ
ほんのひとつだけ小さな転移が見つかった場合でも
“ステージⅣ”

たとえば、がん発覚時、
すでに他臓器や骨など
数か所に転移が見つかった場合でも“ステージⅣ”

転移がひとつでも複数でも、
その腫瘍が大きくても小さくても、
それは同じ“ステージⅣ”となる

そのため、それぞれに症状も違ってくるのだ

そして、“ステージⅣ”と聞くと、
きっと多くの人は、
“終末期”や
“余命幾ばくもない”という状況を思い描くだろう

がん告知時、「ステージⅣ」と告げられ、
患者本人を目の前にして、
家族が持ち物の整理をはじめたという人もいたくらいだ

そんな、なんとなく、
独り歩きをすることが多い“ステージⅣ”という言葉

治療こそ続けてはいるものの、
元気な人たちが本当に多い

がんは、外見でわからないことも多いため、

「本当にがんなの?」

と、言われることもあるようだ

が、そこにはやはり“後悔”がある

それは、

「早くにみつけておけば...」

という思いである

早くにみつければ、完治するかもしれない

転移する前に見つけていれば...

がんを経験したほとんどの人が口を揃えて言う

「やっぱり“早期発見”だよね」

と...

今の、“がんを治す一番の近道”は、
“早期発見”だと思う

そしてしっかり治療をすること

その治療は、適切であること

未だに思うときがある

「あのとき、
 がんを見抜いてくれていたら...」

と...

「見落とされ5年放置された、
 その5年を返してくれ」

と...

その後悔は、きっと一生消えない――

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Source: りかこの乳がん体験記

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