神の詩第四章一節 1

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神の詩第四章一節 

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今日から
12日間ほどかけて
ゆっくりと
この一節について語っていきます。

スリー・クリシュナ

「私はこの不滅のヨーガをヴィヴァスヴァット(太陽神)に伝え、ヴィヴァスヴァッ卜はこれをマヌ(人類の始祖)に説いた。マヌはこれをイクシュヴアーク(太陽王朝の初代の王)に語った。(一)」

ここで
バガヴァッド・ギーターの中で語られた
ヨーガの真の歴史が明らかにされると同時に
神の社としての人体における真我から自我に至るまでの霊光から放たれる純粋知性の道筋
が示されます。

この不滅のヨーガとは、
第一章の瞑想の秘儀、
第二章のサーンキャ・ヨーガ、
第三章のカルマ・ヨーガを含め、
すべてのヨーガを
まとめたものを指しています。

クリシュナの語るヨーガが不滅とされるのは、
永遠なる神の叡智に
由来したものであるからです。
私たちは、
この地上において、
あらゆるものと関りながら
相互依存して生きています。

食事も
空気も
太陽エネルギーも
水も、

その他多くの存在が無ければ
地上に存在することは不可能です。

物質世界においては
相互依存して、
何かが変化すれば
そこに繋がるものも
変化していきます。

このように
人は地上において相対的な状態で存在するのですが、
その背後には
その相対性の世界を超越した絶対的な存在が存在しています。

それが
ブラフマン(絶対的存在)
と呼ばれるものです。

絶対的な存在からの叡智は、
「ブラフマ・ヴィディヤ」
と呼ばれています。

その叡智は、
相対的なものから離れ、
時間も空間も超えたものであるために、
いつの時代のどこに在っても
適用できる普遍的な智慧となります。

続きます。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 1
森井 啓二
きれい・ねっと
2021-08-20


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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