むかし別れた男たち。

私の将来、

『乳がんになる』

とは思っていなかった

ただ、婦人科には不安を抱いていた

あとはなぜか、“胃がん”

たぶん子どもの頃から、
「胃がん」というワードを
数多く耳にしてきたから

自分の中で一番身近ながんは、
“胃がん”だった

それでも30代の頃、
左の乳房にしこりをみつけたときは、

「やっぱり私の人生、こんなもんか...」

そう思った

乳がんになってたくさんのことを考えた

仕事のこともそうだ

断念しなければならないことがあったのも事実

その中で大きかったのは、結婚

そして出産だ

乳がんになって、

「彼と別れた」
「離婚をした」

そんな話もいくつか聞いていた

「彼に、
 “乳がんである私に、
 どう接していいかわからない”と言われた」

「主人が私のことを
 “もう女じゃない”って...」

「がん治療にお金がかかることに、
 “そんな治療費を稼ぐために、
 俺は働いているわけではない”と言われた」

  ひととして、耳を疑う言葉だ

  日本人の2人に1人ががんになる

  誰がなってもおかしくない時代だ

  もし、自分ががんになったら、
  こんな言葉を投げかけたことを
  少しは後悔してくれるのだろうか...

そして、
昔つきあっていた男たちを想像してみた

  まぁ、今さら要らぬ想像なのだが...

やはり、乳がんである私を
受け入れてはくれない人がいそうな気がした

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Source: りかこの乳がん体験記

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