“がん”は、食い物にされる。

“がん”という病(言葉)は、
昔から“金儲け”として利用されてきた

「これを使えば、がんは治る」
「これを飲んでがんが消えた」

そんな夢のような施術や健康食品

薬事法違反で逮捕された人たちは、
すでに何人も出ている

それに縋りつくがん患者の気持ちを思うと、
怒りしかない

少し前になる

『韓国の人気男性歌手が
 つらい幼少期を経、現在はがん闘病中』

という、
まるでドラマや映画になりそうな、
人々の同情を買う話があったようだ

彼の年齢は、現在30歳くらい

彼が罹ったがんは、

  ○甲状腺がん
  ○大腸がん
  ○前立腺がん

  ○肺、肝転移

治療は、

1回50万円(日本円に換算)の放射線治療と、
1日に45錠の服薬

高額な治療費に充てるため、
クラウドファンディングなどで
支援金を募っていたようだ

確かにがん治療はお金がかかる

しかも、治療には長い年月も必要だ

...が、この話、
あまりにも違和感が多すぎやしないだろうか

がんを経験した人なら、
きっと誰もが疑問を抱くはずである

そもそも30歳前で、“3つの重複がん”

  可能性としては、
  ゼロではないのかもしれないが...

そして、“1回に50万円の放射線治療”

  韓国の医療費や保険制度はわからない

  が、それにしても、
  そんなに高額な放射線治療は
  たぶんないだろう

“1日45錠の服薬”というのも、考えづらい

  サプリメントでもあるまいし、
  がん治療薬は限られているはずである

最後につけ加えると、
これだけのがんを抱えながら、
彼の体系は“ぽっちゃり”である

  45錠の薬の副作用に、
  “体重増加”があれば別だが...

以前も、
「末期がん」などと嘘をつき、
世界中の同情を買い、
募金を受け取っていたという話を
いくつかきいたことがある

哀しいことに、日本でも同様のことがあった

結局、“がん”と言えば...

しかも、“末期”と付け加えれば、
簡単にお金が手に入ると思っている

善意で支援をしてくれた人たち、
そして、
本当にがんでつらい闘病をしているひとたちに対して、
こんなに失礼な話はない

世の中には、温かな話もたくさんある

人びとの優しさに心が熱くなることも...

なのに、哀しい

病をこんなふうに使われることに

“がん”が治る病なら、
こんなふうに扱われることもないのだろうな...

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Source: りかこの乳がん体験記

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