おはようございます。
本日は、2021年初来の米国株、欧州先進国株、アジア・パシフィック先進国株、新興国株のパフォーマンスを比較し、各地域ごとの投資成績の差を考察します。
結論から申し上げますと、2021年は米国株と欧州先進国株が勝ち組、アジア・パシフィック先進国株と新興国株が負け組となっています。
その中でも日本株は健闘している方だと思いますが、来年以降はどのようになるか楽しみですね!
2021年好調な米国株と欧州株、不調な新興国株
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 本日ご紹介する4つのETFについて(VTI、VGK、VPL、VWO)
2. 2021年の米国株、欧州株、パシフィック株、新興国株のパフォーマンス比較
3. 好調だった米国株と欧州株、不調が目立つパシフィック株と新興国株
以下1つ1つ掘り下げてみていきます。
1. 本日ご紹介する4つのETFについて(VTI、VGK、VPL、VWO)
皆さんご存知の通り、VTを購入すればそれだけで世界分散投資は可能ですので一般の方にはそれで十分です。
「VTで十分」なのは前提として、一部の物好きな人な向きに以前に「VT以外の世界分散投資の方法」と題した記事を書きました。
この中で世界全体を4分割にして投資する手法を紹介しました。
具体的には、
1) VTI:米国株(全米)
2) VGK:欧州先進国株
3) VPL:アジア・パシフィック先進国株
4) VWO:新興国株
の4つのETFを組み合わせることになります。
2021年は米国株(VTI)と全世界株(VT)もどちらも好調ですが、本日はこの4つのETFのパフォーマンスを比較することで地域差を見てみたいと思います。
2. 2021年の米国株、欧州株、パシフィック株、新興国株のパフォーマンス比較
それではさっそく、VTI(米国)、VGK(欧州)、VPL(パシフィック)、VWO(新興国)の2021年初来のパフォーマンスを比較します。
ひと目で分かるのは、2021年は米国株と欧州株が好調だったのに対し、パシフィック株と新興国株が不調であったということですね。
2021年は株式は全体的に好調ですが、その割には予想以上に地域ごとのパフォーマンス差が大きいと感じた方が多いのではないでしょうか?
3. 好調だった米国株と欧州株、不調が目立つパシフィック株と新興国株
VTI(米国株)はリターンが23.5%と最大でボラティリティが13.2%と最小であり、2021年に関しては誰がどう見ても「最高の投資先」であったと言えます。
一方、VWOはリターンが3.7%と最低水準なうえ、ボラティリティが17.6%と圧倒的に高く、足を引っ張ってしまっています。
仮にリターンが低くてもボラティリティも抑えられていればリスクに見合ったリターンということになるのですが、少なくとも2021年に関しては残念な結果と言えますね。
VGK(欧州先進国株)は米国株には劣りますが、年初来17.9%素晴らしいリターンを叩き出しておりよく健闘しています。
VPL(パシフィック株)はボラティリティこそ米国や欧州株と変わりませんが、リターンは新興国株と同等で2021年に関しては負け組ですね。
この傾向が来年以降も続くとは限りませんが、たまにこういうデータを見てみると地域差が見えて面白いですね。
まとめ
バンガードの主要ETFの投資成績を比較することで、地域ごとのリターンやボラティリティを比較しました。
2021年に関しては米国株と欧州先進国株の好調さが目立ちますね。一方、新興国株は不調ですが、今後の巻き返しに期待です。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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