おはようございます。
以下の記事によれば、「国民皆歯科健診」が導入される可能性があるようです。
この施策が投入する金額に見合った価値があるか私には判断ができませんが、定期的な歯科健診の重要性は言うまでもありません。
「国民皆歯科健診」が将来導入されるかは不明ですが、他人から強制されずとも最低年2-3回は自主的に歯科医院を受診し歯のチェックを受けましょう。
「国民皆歯科健診」導入の可能性と歯科健診の重要性
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 歯の健康が肉体の健康にもつながるのは常識
2. 自主的に最低年2-3回は歯科健診を受けましょう
3. 家庭での歯のケア方法とおすすめのグッズ
以下1つ1つ掘り下げてみていきます。
1. 歯の健康が肉体の健康にもつながるのは常識
歯の健康状態が肉体の健康にもつながるのはもはや常識です。
歯周病は糖尿病などの生活習慣病との関連が指摘されていますし、歯の衛生状態が悪い高齢の方は満足に食事をとれなくなり、栄養状態の悪化や誤嚥性肺炎などのリスクも上がります。
若いうちは丈夫な歯で普通に食事を食べられることにありがたみを感じる場面は少ないですが、歯がボロボロになってからそのありがたみを実感させられる方は多いでしょう。
歯の病気は長年の積み重ねで少しずつ進行することが多く、一度ボロボロになった歯の状態を改善させるのは容易ではありません。
よって、毎年の健康診断を受けるだけでなく、毎年の歯科健診を自主的に受けることは非常に重要です。
2. 自主的に最低年2-3回は歯科健診を受けましょう
「国民皆歯科健診」が実現されるかは分かりませんが、他人から強制されなくても年2-3回は歯科を受診して定期的なクリーニングやチェックを受けましょう。
どれだけ毎日時間をかけて丁寧に歯磨きをしたとしても、歯の間に沈着した歯石やコーヒーなどの着色汚れは完全にはとれません。
長年歯科を受診していない方ほど、歯科で専用器具を使ってクリーニングを受けることで驚くほど歯が綺麗になり、歯石もとれて歯がスッキリする可能性が高いです。
1年以上歯科を受診していないという方は、今すぐに近くの歯科を受診して歯の健康チェックを受けることを強くオススメします。
3. 家庭での歯のケア方法とおすすめのグッズ
年2-3回の定期的な歯科受診は必須ですが、それに加えて自宅での普段の歯のケアも非常に重要です。
そこで、自宅で最低限実施すべき歯のケア方法を紹介します。
3-1. 歯間フロスや歯間ブラシ(毎日)
どれだけ丁寧にブラッシングをしたとしても、歯と歯の間にたまった汚れ、歯垢を完全に取り除くことはできません。
そこで助けになるのが「歯間フロス」や「歯間ブラシ」です。
歯科医院の処置には敵いませんが、歯ブラシでは取り除けない歯間の汚れを効果的に落とすことが可能ですので毎日必ずやりましょう。
私はフロスタイプを愛用していますが、ブラシタイプの方が使いやすければそれでもOKです。
好みで選んでください。
3-2. 洗口液(口腔内の消毒・殺菌)
歯間フロスやブラシの次に重要なのが「洗口液で口の中を消毒・殺菌すること」です。
リステリンのようなスーッとする刺激があるタイプのものもありますが、私自身は刺激が少ない以下の「コンクールF」という商品を愛用しています。
使い方は簡単で、コップに半分くらい水を入れ、そこに本商品を数滴垂らして混ぜた後に口の中を数回ゆすぐだけです。
マメな方は1日数回使ってもよいですが、特にオススメなのが夜寝る前のタイミングです。
夜間就寝中は口の中が乾燥して雑菌が増えやすいと言われており、寝る前にコンクールFで口をゆすいでから寝るだけで翌朝の口の中のサッパリ感が全く違ってきます。
まとめ
「国民皆歯科健診」が実現するかどうかに関係なく、自主的に年2-3回は歯科医院を受診し歯のチェックやクリーニングを受けましょう。
歯の健康は肉体の健康状態に直結するからです。
【その他おすすめの歯科グッズ】
歯磨き粉は余計な研磨剤などが入っていないウェルテックの「ジェルコートF」がオススメです。
ジェルタイプで電動歯ブラシとの相性も抜群です。
こんな記事も書いています。
寝る前はスマホを触らず読書をしましょう。
歯への投資はものすごくコスパのよい投資の1つです。
我々現代人は自然に触れる時間を意識的に増やすことが重要です。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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