第2クール最終日。走塁練習で一~三塁の各ベースには、赤と緑のテープが貼られていた。ボスの指示を受けたのは紺田2軍外野守備走塁コーチ。「ベースターンの仕方を練習してほしい、と。(安打)1本で点を取りたいという野球が選手に伝わるんじゃないか」と狙いを代弁した。
一辺38・1センチのベース。走者から見て手前側の一辺の左角から低い位置に赤、それよりやや中央、高いへりの部分に緑のテープが貼られた。左足でベースを踏む場合は赤、右足で踏む場合は緑の部分と指示。その差は9センチほどだった。
いずれもベースを蹴る瞬間に体を鋭く回転させ、膨らみを小さくさせるのが目的。左足の時は、右足よりも体を左側に傾斜させやすく低い位置で蹴ることで、鋭く回転しやすくなる。右足の場合は、逆に遠心力で体が立ちやすく、それを防ぐためにへりの部分を利用する狙いとみられる。俊足の五十幡は「もっとうまく回れる蹴り方が明確になった」と効果を口にした。
細かすぎるBBの宿題は、理想とするスモールベースボールの追求のため。視察最終日だった稲葉GMは「札幌ドームは広いので、本塁打をそんなにたくさん打てるわけではない。じゃあどうやって点を取っていくか。(野球観は新庄監督と)一致している」と説明した。今季、78本塁打、454得点はいずれもリーグワースト。視察3日間と宿題を合わせ、ビッグボスの細かすぎる改革は早くも7つ目となった。(東尾 洋樹)
この記事観て、、
「プロが今更かい???」と思った方と、
「なるほど」と思った方、、
まぁ、、
スポーツって突き詰めていくモノで、、
キリが無く、終わりが無い、これで良いと言えるのは「現時点では」なんですね。
日本ハムの同僚、誰だったか忘れましたけど、、
肩が痛いと言ったら、、
新庄監督は、投げ方が悪い、と言ったらしい。
今回のキャンプでも、、
車の屋根の上に乗って、このバーから下を通して遠くまで投げてくれ、、と、、
高さの指定をして遠投させている。
そういう目的を持ったやり方の部分が大事で、、
例えば、、ワタシは、、
個人的に、日本体育協会認定指導者コーチに身体操作の指導していますが、、
ラケットを振る際の肘の使い方や、軸足の意味や、肩甲骨の使い方とか、、
今までそのスポーツの教本・手本・セオリー・基本・定式というものを否定することが多い。
そして何故その基本が間違いなのかという理屈を理解させるためには、、
教え方、伝え方が難しいし、、工夫をする必要がある。
別のスポーツを参考にしたりするし、、
スポーツ以外の動きで表現したりもする。
「何故にそうなのか」ってのを選手に伝えるのはコーチの仕事で、、
「何故にそうなのか」ってのを「何故に常に、更に考えていないのか」と問題提起して、、
本人に考えさせることも必要になってくる。
まぁ走塁のベース踏みの位置を、、、
この道を15年以上やっているプロの選手が「学び直している」ってのも、、
つまりは中学高校、それ以前にリトルリーグとか、、
高校野球優勝校でも、、
その辺りの監督や指導者は全く出来ていないってコトです。
日本のスポーツは、根性と努力と精神と単純に練習量だけで来ていて、、
創意工夫とトライアンドエラーは「個人の才覚任せ」だったということですね。
ですから、、イチロー選手の出た高校から第二のイチローは出ないし、、
松井選手の高校から第二の松井は出てこない。
PLから第二の桑田投手は出ていないのは、、
そういうことだと思います。
新庄監督に期待しています。
取り敢えずこの辺で。
※2つのランキングクリック宜しく。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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