話すこと。聴くこと。 ~“共感”という薬~

その他

今でこそ、

「がん」

と、公表することができるようになった

が、その昔は“隠す病”でもあった

「なぜだろう...」

それは、“死”を連想させるから?――

その当時はがんになると、
今よりきっと、孤独を感じていたのかもしれない

今は、周囲にがんをカミングアウトする人も多い

こうしてブログで発信することも、
SNSを使って
患者同士、経験者同士がつながることもできる

まだ決して“多い”とは言えないが、
患者会も増えている

著名な方のがん公表に
勇気づけられることもある

『“がん”という病に、なにが必要か』――

優秀な技術を持った外科医

豊富な知識を持った腫瘍内科医

しっかり話を聞いてくれる心療内科の医師

優しく声をかけてくれる看護師や薬剤師

そして、食事を管理してくれる栄養士...

もちろんそれらは、
がんと闘っていく上で大切だ

が、病院では補えないものがある

それは、“ココロ”

がん患者の思いや不安、
恐怖感、治療の副作用などを、
本当に理解してくれる人だ

がんサロンへ行くと、いつも思う

自分の不安を口にする大切さ、

そして、
経験者の言葉を聴く大切さを

  ○わかってくれる人がいること
  ○不安を否定する人は、
   誰一人としていないこと
  ○同じ経験をした人がいることで、
  「自分だけじゃない」と知ることができること
  ○「同じ思い、同じ経験をしてきた仲間がいる」と
   気づけること

そこには、

同じ“がん”という病を経験した人にしかわからない、
“共感”がある

そしてその“共感”は、

医師にも治せず、
看護師さんにも手当てができず、
薬剤師さんにも出せない薬なのだ

  今夜の月は、まん丸になりきれていない月

2021/11/18 満月前夜

  あすは満月

  しかも、98%欠ける“ほぼ皆既月食”らしい

  神秘的な天体ショー

  観られるといいね

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Source: りかこの乳がん体験記

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