神の詩第四章三節 6

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神の詩第四章三節 6

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「汝は私を信愛する者であり、友でもあるから、この太古からのヨーガを、今回、私は汝に語った。実にこれは最高の秘密である。(三)」

続きです。

ババジがある人を弟子としたときの様子が、
パラマハンサ・ヨガナンダ大師によって
「あるヨギの自叙伝」に収録されています。

ある時、
険しい崖の上に滞在していたババジと弟子たちの元へ、
一人の男がやってきました。

彼は
ずっと
ババジを求めて
岩山を彷徨っていたのでした。

ようやくババジを見つけた男は、
「あなたがババジに違いありません。私を弟子にしてください。」
と懇願しました。

ババジは沈黙を続けます。

すると男は、
「もしも弟子になれないのであれば、
今すぐこの崖から飛び降ります。
弟子に成れないのであれば、
生きている意味がなくなります。」
と言います。

ババジは、

「では飛び降りるがよい。」

と言います。

その言葉に従って、
彼は崖から飛び降りて
即死しました。
ババジは、
この一連の様子を見ていた弟子たちに、
男の遺体を回収してくるように
指示しました。

弟子たちが
ババジの元へ
無残な姿になった遺体を運ぶと、
ババジは
そっと手を当てたのです。

その瞬間、
遺体となっていた男は蘇り、
ババジの足元にひれ伏しました。

ババジは、
「これでお前は弟子となる資格が出来た。
お前は勇敢に、
この厳しい試練を克服した。
死が二度とお前を訪れることがないであろう。」
とにこやかに述べた
という逸話が記されています。

続きます。


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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