「ジオン(ALTA)注射療法」という「痛くなく日帰りでできる夢のような治療法」について〜ネットではなかなか探しにくい裏情報〜

内科医

■一般的には内痔核のⅡ度相当(簡単に言うと出血する/脱出するけど自然に戻る)に適応とされている治療法☺️

■出入りを繰り返した結果、器質化(硬くなってきた)内痔核には、効きづらい。

「出っぱなし」である外痔核や肛門皮垂/スキンタグには効かない。というより、そもそも打てない💦

日帰りでやっている施設がどちからというと多い🍀

■基本的には「内痔核」に適応だが、多少の外痔核があっても内痔核が固定されることで外痔核が、キュッと目立たなくなることも😉

■基本的には「内痔核」に適応だが、内痔核に注射&外痔核は切除という方法もある。結構やってるところ、多い☀️
その場合は、やっぱり痛みがゼロにはならない。

■パンフレットには「痛みはない」と書いてあるけど、内痔核に打ったジオンは結構周りまで広がるので、外痔核部分に広がると腫れて痛みを伴うこともある。
内痔核と外痔核は壁があるわけではないので、どんなに上手な先生が打ってもおこりうる💦

■ジオン注射は薬剤で痔をかためる/血流を入ってこなくする方法なので、薬剤アレルギー?みたいな発熱が2週間後くらいに出ることもある😅

■どんなに上手な先生が打っても、薬剤との相性の問題?なので、こういう諸々の副作用?は防ぎきれない💨

■一般的には再発率は5年で10%くらいと言われている

■再発してもまた打てなくはないが、再発時の治療法については担当医とよく相談を🙏

■ジオン注射は痔を腐らせるわけではないので、ポロッと痔が落ちてくるわけではない😲

内痔核治療法研究会という会があり、ジオン注射と切除の併用療法などの記載方法について最近統一された🍀

■ジオン注射を積極的に行っている施設とそうでない施設がある。これはもう好みの問題かと…💨
「ジオンを積極的にやってるやってない」には、先生方のそれぞれの理由があります。
イメージとしては漢方が好きな先生とそうでない先生がいるのと、一緒??ちょっと違うか…

んー、まだまだありそうな気がしますー。

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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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