博多の夏祭りの“博多祇園山笠”は、最後のクライマックスとして「櫛田神社」に入る“櫛田入り”がおこなわれます。飾り山笠が毎年奉納されること含め、とても縁が深いことを感じることができます。
では、発祥の地は?と言うと、臨済宗東福寺(りんざいしゅう とうふくじ)派の「承天寺(じょうてんじ)」というお寺だそうです。
当寺を開山された聖一(しょういち)国師が、1241年、博多に疫病が流行した際に、施餓鬼棚(せがきだな)に乗って水を撒(ま)きながら町中を祈祷し、病魔を退散させたことに由来します。
境内は広大ですが、禅寺だけに全体としてとても閑静な雰囲気です。
そのなかでも興味深いのが、うどん・そば・羊羹(ようかん)・饅頭(まんじゅう)などの記念碑が建てられていることです。それらの製法は、聖一国師が中国(宗)より学んできたことで日本に伝わったのだそうです。
いずれの食べ物も、わたくしたちの今の食には欠かせないものばかりで、先人のこうしたご尽力をとてもありがたく感じました。
承天寺参拝の日には、たまたま地元のガイドの方がいらっしゃり、親切にも一緒に境内を巡ってくださいました。
やはり地元の方の提供される情報量は素晴らしいです。同じく観光するにもこれほど違うのかと感動するほどでした。
有名な石庭「洗濤庭(せんとうてい)」も見事で、玄界灘の波打つ様が白石で表現されております。
こちらは、時季によってはライトアップもされるようです。とても幻想的で美しいそうですので、皆様も機会がございましたら是非訪れてみてくださいませ。
次回は、承天寺本堂にての御仏よりの御言葉をお伝えいたします。
Rinokia
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Source: 神々からのメッセージ
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