黒田鉄山師の言葉の一つです。
チカラの否定ですけど、、
筋トレ族からしたら理解不能意味不明でしょう。
ただ、合気道開祖の植芝盛平氏とか、、塩田剛三氏とか、、
若い頃は頑強な体躯をしています。
太い鉄の棒を振り回すとか相当な鍛錬はしているんです。
ただ、米俵持ち上げるとか太い木刀とか鉄の棒とか、、
所謂「現代のウエイトトレーニング」ではない。
巷の、、
筋トレマシンって、、、
メトロノームなトレーニングで、、
一定方向で一定の負荷で一定の律で動かす。
つまり鍛えられる筋肉も一定方向で一定の負荷で一定の律で鍛えられる。
出来上がるのは、武術に不向きな身体です。
スポーツに使えるかも疑問です。
だから、、そういう正しいフォームで正しく利かすとかやっている筋トレの世界から、、
武術世界のトレーニングは想像できないということです。
※桑田真澄氏も古流武術を習ったのは有名です。
で、、
山手線型の電車に乗っていて、、
座席に座っている。
その時何か暴漢がいたとして、、
スッと立ってスッと動けるかというのが、、
つまり「浮き身」をかけて座っている状態で、、
歩いてても立っていても常にその状態から「タメ」に頼らずに重心移動してスッと動き出す。
「起こり」が無い。
動くよ、という「気配」を出さない。
それがつまり「無足の法」とも言うべきもので、、
それは日常から「浮き身」をかけて生活する習慣をつけていくしかない。
※そしたら「浮き身」とは何か?という話になるんですけど、、、
つまり、、
身体を固めて立つという、アフリカやアマゾン以外の世界中の先進国という所のニンゲンの身体の使い方は、、
「居ついている」硬直した運動構造なんです。
信号待ちしていて、、、
青に変わったと、、
片足に重心を移して反対側の足を前に出すというのは、、
「タメ」が無いと動けない居ついた硬直身体なんですね。
自分がどんな運動構造で毎日を生きているのか?という部分に気づかない限り、、
合気道とかをいくら習っても、、
古流武術とかも含めて、、
ベースが間違っている以上、、
それは身につかないというコトです。
ワタシが通った一派も、、そこに気づいていたのは、、
たぶん1000人に一人いるかいないか位だったと思います。
※つーかワタシは出会わなかったです。
黒田鉄山氏の言う、、
「チカラを使わない」で伝わることは無いと思いますし、、
逆に間違った解釈を広めてしまいかねないかなとも思います。
鉄山氏の言いたいことを理解するには、、
鉄山氏の道場に行かれるのが一番でしょうね。
浮き身をかけている身体は、頭蓋骨も緩み、仙骨と骨盤の硬直も無く、脳脊髄液や筋膜の体液の流れがよくなります。
ある意味、居るままにして、既に心身が瞑想状態なんですよ。
ですからイチイチ座る必要も滝に打たれる必要も座禅もマントラも必要無いんですね。
立っていても歩いていてもその状態になるというコトです。
取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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