そんな死に方はしたくない ~死ぬならやっぱり“がん”がいい~

きのうのスーパー

陳列棚の商品が少なかったのは、
この数日続いている雪で
入荷が遅れているからだろうか

車や人が少なかったのは、
きっと、
コロナ感染者が急増しているからだろう

が、正直、混雑していないと、
少しほっとする

息がしやすい気がするからだ

そして、
“他人とすれ違うことが減る”から――

...というのも、ここのところ、
無差別的な事件が多い気がする

昔から、道端で人とすれ違うときは、

  ○バッグは、
   すれ違う側と別の腕に持つ

  ○少し離れるように歩く

  ○後ろから誰かついて来ないか注意する
   ついて来られているときは、
   まっすぐ家には帰らない・家に入らない

など、気にはしていた

が、人通りが少ない道では、
どうにもならない

最近は
電車内での殺傷事件がいくつかあったせいで、
バスに乗るのも不安である

新型コロナウイルスが
日本国内でも蔓延をはじめた2年前

感染すれば重症化し、治療が長引き、
ときに後遺症も残り、

残念ながら、著名な方も亡くなった

「コロナにかかれば死ぬかもしれない」

そんな事態だった

そして思った

「コロナでは死にたくない」――

さらにここのところの、
通り魔的な事件

「こんなふうに死ぬのだけは嫌だな」

と、思わされる

乳がんになったとき、

「私は乳がんで死ぬんだ...」

そう思った

だから、乳がんで死ぬことは覚悟がついている

事故や、
突然命を奪われるのはやっぱり嫌だ

以前、
がん看護専門看護師のかたが言っていた、

「死ぬならがんがいい」

がん患者の目の前で言うのだから、驚いた

「だって突然死んだら、
 家の中ぐちゃぐちゃだから
 ひとに見られるの嫌だもん

 それにがんは、
 死ぬまで時間があるから
 いろいろと準備もできるでしょ

 今は痛みのコントロールもできるし、
 なによりがん患者さんは、
 みんなしあわせそうなの」

何百人ものがん患者を診てきた看護師さんの言葉に、
当時、乳がん歴3年の私には
かなりの衝撃だった

が、共感できる部分もあった

「がんは、悪いことばかりじゃないよ。
 いいこともあるよ」

そんな言葉で励ましてくれた看護師さんでもある

「がんになって、
 “いいこと”なんてあるわけないじゃん」

そう思っていた時期だった

そしてそれを乗り越えたとき、
きっと、その言葉の意味がわかるのだと思う

ひとの思いは、
自分の気持ちひとつで変わる

いい方向へ持って行くのも、
悪い方へ引きずっていくのも

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Source: りかこの乳がん体験記

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