おはようございます。
ドルコスト平均法による積立投資は賛否両論分かれる投資手法ですが、やはりサラリーマンのような給与所得者との相性は抜群だと思います。
多くのサラリーマンは無自覚かもしれませんが、その月にどれだけ休んだか、どれだけ成果を上げたかとほぼ関係なく、毎月一定額の収入があるというのは素晴らしいことです。
もちろん、本当に有能な人にとっては物足りなさもあるかと思いますが、逆にいえば、給料泥棒のような人材も養ってくれるのが会社ということですね。
サラリーマン投資家ならドルコスト平均法による積立が最もストレスフリーです
サラリーマン投資家の強みは毎月安定した給与所得にあり
サラリーマンの強みは、毎月安定した給与所得があることです。
仮に、ある1ヶ月の間に体調不良で1週間有給休暇をとったとしても、サラリーマンの月収には関係ありません。
自営業ではこういったことは考えられませんから、大半の人は会社に対していろいろ不満もあるかと思いますが、会社に守られている一面もあるということです。
もちろん、自営業の場合は個々人の頑張り次第で収入アップが狙えますが、逆に言えば、突然の体調不良やトラブルで容易に収入がダウンするということでもあります。
この安定感こそがサラリーマンの最大の武器であり、ある程度先の生活が読めるというのは不確実な要素が多い投資の世界において有利です。
毎月の収入がブログからの広告収入しかなければ、いつ何時制度が改悪して収入がゼロになるか分かりませんから、思い切った投資はできないですね。
そういった意味で、サラリーマンだからこそ強気に投資できるという側面は否定できません。
毎月安定した給与所得がある=ドルコスト平均法と相性が良い
毎月の給料の金額に満足しているかどうかは個人差が大きいと思いますし、金額が大きい方が生活するにも投資をするにも有利ではありますが、それはすぐに改善する問題ではありません。
サラリーマン投資家の武器は毎月一定額の収入が約束されている安定感ですから、その強みを投資にも活かす必要があります。
そう考えますと、やはり多くの方にとってドルコスト平均法による積立投資がおすすめということになります。
ドルコスト平均法がどんな投資手法よりも優れているなどど言うつもりは全くありませんが、毎月の積立可能な金額が読みやすいサラリーマンとの相性は抜群でしょう。
必ずしも毎月株を購入する必要はありませんが、チャンスが来た時にすぐに動けるよう、株式購入用の資金を毎月ストックしておく必要はあるでしょう。
長期投資で負ける2つの理由
長期投資に限れば、投資で負ける原因の大半が、
1) そもそも長期保有で勝てる確率の高い商品を選択していない
2) 途中で素人の下手な投資判断を下し、パフォーマンスを下げる
ことにあると思います。
1)に関しては、今では有益な書籍やブログがいくらでもありますので、大変恵まれた環境です。
その気になって勉強すれば、数日もあれば一通りの知識を得ることができます。
昔と異なり、低コストで良心的な金融商品もどんどん増えていますので、我々個人投資家の投資環境は劇的に改善してきています。
素人の下手な投資判断によって負ける確率を下げる効果が期待できる
問題は2)です。
実際に投資を始めると、
・こうした方がもっと儲かるのではないか?
・あの時に◯◯を購入しておけばよかった。次は出遅れないようにしよう
といった欲が出てきます。
特に、ビギナーズラックで上手くいっている時ほど要注意です。
ただのラッキーで上手くいっているのを自分の実力と勘違いし、下手な投資判断を下して大きく方針を変換しますと、大体やられます。
今までに何度もやられてきた私が言うのだから間違いありません。
上手くいっている時ほど過信せず淡々と継続する自制心を持ちたいものです。
まとめ
サラリーマン投資家の強みは、毎月の給与収入が正確に読めることです。
収入が読めるからこそ、支出を削減すれば毎月コンスタントに投資に回す余剰資金を生み出すことができます。
ドルコスト平均法は最高のリターンを生み出す投資法ではありませんが、サラリーマン投資家にとってはベターな投資法なのは間違いありません。
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投資初心者の方はキャッシュ+VTのポートフォリオがシンプルかつ強いと思います。
2018年のように現金ホールドが正解という年も時にありますので、株式に全資産を投じるのは危険です。
インデックスファンドは、長期的な期待リターンが現金よりも高い乗り物のようなイメージです。短期的には沈没寸前になる可能性もあることは注意が必要です。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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