おはようございます。
世の中に投資をしている人は無数に存在しますが、それがどんな人で、どんな目的を持って投資をしているかは千差万別です。
よって、自分にとっては「これが正しい」と信じている手法であっても他の人にとっては「正しいと思えない」という事態が発生するのは当たり前と考えたほうがよいでしょう。
たとえば、「自分が自由に遊べるお金を増やすために投資をしている人」と「家族の将来のお金の不安をなくすために投資をしている人」では意見が合わなくても当然ですね。
「自分のお金」でなく「家族のお金」と考えると堅実な運用にたどり着かざるをえない
投資の目的を「自分のため」から「家族のため」に考え直す
一口に「投資」と言っても、投資手法というのは世の中に無数に存在しますし、その人がどんな目的を持って投資に取り組んでいるかによっても最適解は変わってきます。
弊ブログでは一貫して長期投資を推奨していますが、これは私が家庭持ちであり、子供や孫の世代まで考えて投資に取り組んでいることと関連が深いです。
以下は一例に過ぎませんが、
・儲かったお金で自分が楽しむために投資をしている人
・家族が将来にわたってお金に不安がなく、お金のせいで選択肢が狭められないようにするために投資をしている人
の両者では、投資に対する考え方や選択する投資手法、ゴールを達成したい時期が異なるのは当たり前です。
どちらが良い・悪いではなく、世の中の投資をしている人にはいろんな考えの人がいて当然という考え方を身につけておくとよいでしょう。
子供や孫の世代まで考えればより堅実な運用が求められる
私のように家庭持ちで、自分の世代だけでなく子供や孫の世代まで考えて「生涯投資」に取り組んでいる人が堅実な資産運用に行き着くのは当然のことです。
昨今のように、テクノロジーが高度に発達した情報化社会においては、社会情勢や時代の潮流の変化が非常に速くなっています。
投資というのはある意味「未来を予測してそこにお金を賭ける行為」ですが、このような時代において20年後の将来すら予測することは非常に難しいです。
ましてや自分の孫が生きる50年〜60年後の未来など分かるはずもないため、私は未来を予測するのは自分の楽しみ程度にしておき、自分の大事なお金を根拠のない予測に賭けることはやめています。
唯一「世界経済全体としては50年後も成長し続けている」というシナリオならば信じられるため、オーソドックスな世界分散投資を推奨している形になりますね。
お金を家族全体のものと考えることで長期投資で成功する確率が上昇する
お金を「自分一人のもの」と考えていると、長期的な視点を持つのは難しいです。
基本的に人間の脳は短期で大きな成果を求めるようにできているからです。
実際、書店の投資本コーナーを歩いていますと、インデックス投資本は少数であり、むしろ「10倍株」や「FXで大儲け」といった本の方が目立ちます。
日本人は世界の中でも屈指のパチンコや競馬などの博打好きの国民であり、日本人は株式投資には積極的ではないが「貯蓄と博打が大好き」と言えるでしょう。
しかし、配偶者ができ、子どもが生まれてお金が自分ひとりだけの物でなくなると、お金のことで大きな失敗をした場合、家族皆が被害を受けることになります。
お金を家族全体の共有物と捉えることで、より長期的な視野を獲得することができ、投資で成功する確率は上がるでしょう。
まとめ
お金を家族全体の物と考え、子どもや孫の世代まで引き継ぐことを考えると、必然的に守り重視の堅実な運用になると思います。
人によって見えている景色が異なるため、自分にとって最適と考えられる投資を他人に押し付けない柔軟さも必要でしょう。
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シンプルで退屈で何の労力もかけなくても長続きする投資が良い投資だと思います。
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おおまかでよいのでマネープランを立ててみると目的がはっきりします。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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