こりゃ、いかん  ガイドライン

外科医

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みなさま、
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

今日は、
肝臓がんの治療ガイドラインのお話

2021年に
日本の肝臓がん治療のガイドラインが新しくなりました

今回のガイドライン改訂の大きなポイントは、

癌が門脈に入り込んだ状態(脈管侵襲あり)で
他の臓器への転移が無い(遠隔転移なし)状態
ステージ4Aと診断される場合
に、

外科的切除か薬物療法の二つが推奨されるとなっていて、

岩本内科で行うような、カテーテルを使った肝動注化学療法が
明記されていないという点です

一つ前のガイドラインでは、この枠に
塞栓や肝動注化学療法などのカテーテル治療も含まれていたのですが、
これらが、省かれてしまいました

別ページに、動注も許容される旨は記載されておりますが、
切除か薬物療法だけが記載される事態になってしまっています

多くのドクターは
このガイドラインに従って
治療方針を決めますので、
ステージ4Aの肝臓がん治療と言えば、切除か薬物療法・・
という事になってしまいます

ガイドラインを決める場合には、
“エビデンス”と呼ばれる科学的根拠をもとに作成します
肝動注化学療法のエビデンスがまだまだ乏しいので、
推奨されるには至らないという事だと思います

非常に残念なことですが、仕方ありません

受け止めて、、高いエビデンスで肝動注化学療法の良さを示す結果を出すほかはありません
薬物療法も良い治療ですが、
肝動注化学療法がそれに劣るとは思えません
良い治療が、推奨されないのはいかんです

何とかせねば、
救える命も救えなくなってしまいます

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記

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