胆嚢動脈から栄養される肝臓がんへの門脈動脈同時塞栓療法

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

昨日は
ある企業からの依頼で
治療の風景の動画撮影がありました 

IMG_1484.jpg

一連の治療の流れを撮影、
テレビとかでは無くて、
Webページで紹介されるそうなので、
分かったら、
皆さまにもお教えいたしますね

色々な形で、
岩本内科の医療が
紹介されていくことは
嬉しいことです

昨日の治療症例も
なかなか大変で (汗

この方は
関東から来院されている
肝臓がんの患者さま

3年前に
肝臓がんを発症
関東の有名病院で加療されましたが

うまくいかず、
岩本内科に来院

3年前の癌の状態は
癌が門脈本幹に入り込んでいて、
前医では余命1ヶ月
と言われたそうです

ですが!!
岩本内科での治療がうまくいって、
現在3年なのです ♪♪

今回、再発があったので、
門脈動脈同時塞栓療法を行いました

いくつか癌があったのですが、
下の画像の場所の癌が

スライド2

スライド3

胆嚢の動脈の枝が
肝臓内の癌を栄養している状態
でした

スライド4

通常、多くの医者は
これは治療不能とみなして、
あきらめます

何故なら、胆嚢炎を起こす可能性が高い為です

ですが、
岩本内科ではアンギオCTを駆使しながら、
癌の動脈まで挿入し、
安全に薬剤を流す事ができます

極めて細い癌の動脈で
入らない可能性もありましたが、
粘り勝ちです

スライド5

治療ができない、できる
治療がきかない、きく

これには医師の技量が大きく関わっていることが
多いのです

もちろん、中には
医師の技量でない領域で
治療ができない、きかない
という事もありますが、

この点はとても大切な事だと思っています

いずれにしても
撮影も
治療も
うまくいって良かった♪

今日は
大学で治療と研究です

あちこちで治療や研究
大変ですが・・・・

全ては
ベストな医療を目指すが故です

さて、
ガンばりますか!

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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