これまでいろいろ受けてきた検査
乳がんになった瞬間から、
様々な検査機器の名前を耳にすることになる
「どんな検査なのだろう」
「痛いのかな。苦しいのかな」
そんな不安が湧くものだ
何回も受けてきた検査
その都度、
何度もその検査の名前を口にしてきた
が、詳しいことはわからないことも多い
...ということで、
どんな検査なのか、
改めてざっくりとまとめてみた
【乳がんで主に受ける画像検査】
○マンモグラフィ(MMG)
乳房のX線検査(レントゲン)
乳房を透明の圧迫版で挟み、
薄く伸ばして撮影
片方の乳房につき、
縦・横の2方向の撮影
※痛みあり(個人差あり)
※医療被曝あり
○超音波(エコー)
“超音波”とは、
人間の耳には聞こえない高い周波数の音をいう
反射波(組織や臓器の境界で
反射する性質)を利用し、
受信した音を画像化する
※痛みなし
※医療被曝なし
○CT
Computed Tomography の略
(コンピュータ断層撮影)
がん発覚時はがんの広がり・転移、
治療中はその効果の確認、
治療後は再発がないかを調べる
検査時間:10~15分程度
・検査前、禁食あり(水、お茶は可)
・台に仰向けになり万歳の姿勢
・息止めあり
造影剤使用の場合、手の甲から注射
・造影剤が入ると、
身体が熱く感じることがある
(身体全体、喉、恥骨)
↓
おもらしをした感覚
・造影剤による副作用の確認のため、
検査後は10分程度待ち時間あり
・体内から早く造影剤を出すため
(尿から排出)、
その日は多めに水分を摂取する
(水分摂取の制限を受けている人は
医師の指示に従う)
※検査目的により、
造影剤あり・なし(単純撮影)
※痛みなし
※医療被曝あり
乳がん発覚時の初めてのCTで、
「検査後、その日は、
赤ちゃんを抱かないでください」と
言われた記憶がある
(身体から放射性物質が出るため)
○PET-CT
PETは、
Positron Emission Tomography の略
(陽電子放出断層撮影)
“PET”と“CT”を融合させた検査
検査時間30分程度
・6時間前から
糖分を含む飲食禁止
・撮影のための薬剤を注射後、
薬が身体に回るまで1時間安静
・体内から早く造影剤を出すため
(尿から排出)、
その日は多めに水分を摂取する
(水分摂取の制限を受けている人は
医師の指示に従う)
※薬剤にはブドウ糖を使用しているため、
糖尿病の人は医師と相談する必要がある
※痛みなし
※医療被曝あり
○MRI
Magnetic Resonance Imaging の略
(磁気共鳴画像診断装置)
検査時間30分前後
・かなり大きな音がするため、
音に弱い人は耳栓をくれる
・強力な磁気を使用するため、
ペースメーカーや
金属類が体内に入っている人は
検査できない場合あり
・マスカラも
落とさなければならない場合あり
・CTよりかなり狭い空間のため、
閉所恐怖症の人は
事前に伝えておくとよい
※検査目的により造影剤使用
※医療被曝なし
○骨シンチ(骨シンチグラフィ)
がんが骨に転移していないかを調べる、
“全身の骨のレントゲン”
薬剤を注射後、
全身の骨に薬が取り込まれるまで
2~3時間の待ち時間あり
台に寝て検査(20分前後)
・動かないよう、
軽くベルトで縛られる
・上から板が下りてくる
(頭から足先へ
ゆっくり移動しながら撮影)
顔ぎりぎりまで下りてくるので、
ちょっと怖い
※禁食なし
※医療被曝あり
㊟医療機関や患者の状態によって
検査内容は変わってくる
...と、
これだけの検査を定期的に受けるわけだ
しかも、検査費用も高い
「もっと簡単に検査ができれば...」
「もっと費用が安く済めば...」
さらには、高い治療費
そして、長くかかる治療期間...
がんは本当にお金のかかる病だと思う
これまでいくら費やしたのか、
計算したくもない
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Source: りかこの乳がん体験記
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