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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
肝臓がんの治療は
今後、大きく変わります
一つ、
とても注目される
治療方法が、
免疫治療と
癌血管を標的とした治療の
併用療法です
具体的には
オプシーボの様な薬と
レンビマ、ネクサバールなどの薬の併用療法です
オプシーボの様な薬は
抗PD-1抗体、
抗PD-L1抗体と言いまして、
いま、様々な癌の種類で効果が期待されている
癌を免疫で治療する薬剤です
それら薬剤の単独の治療効果は
肝臓がんでは
癌を小さくさせる効果が20%程度
まずまず・・と言った治療効果です
これと、
レンビマやネクサバールなどの薬剤を組み合わせた治療が注目されていて、
その効果は50%を超える報告がされています
いまその臨床試験が行われている段階です
レンビマやネクサバールという薬は
癌の血管を抑えることから
血管新生阻害剤と呼ばれます
癌の血管を抑える事が
免疫治療となぜ相性がいいのか・・・
まだまだ完全には解明されてはいませんが、
たくさんの研究がされています
例えば、
癌の血管を作る物質に
VEGFというのがありますが、
このVEGFは癌の血管だけでなく、
癌の免疫にも関わっているという報告があります
そして、レンビマなどの血管新生阻害剤が
VEGFをブロックしますと、
癌の免疫がしっかりと働くように変化するのです
まだまだ沢山の報告がありますが、
かなりマニアックなので割愛しますが、
よい組み合わせ治療が新たに出てくることは
癌治療に大きな変革をもたらしますので
とても良い事です
楽しみです
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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