「がんがわかったとき、
“死ぬ”と思ったので持ち物を捨てまくった」
という人がいた
「あれから一年が経って、
まさかここまで生きられるとは
思っていなかった」
と――
私はその話を聞いて、
「強いな...」
そう感じた
なぜなら、
私ががんを告知を受けたとき、
「残された人の手を
少しでも煩わせないように」
と、
持ち物の整理を考えたものの、
手をつけられなかったからだ
理由は2つ
ひとつは、
“がん”ということがあまりにも衝撃的すぎて、
心と身体が止まったまま
なにもする気持ちにはなれなかったこと
“良性腫瘍”と診断され
5年近く放置したことが、
その衝撃をさらに大きいものにしていた
そして、もうひとつ
それは、
“身の周りのものを捨てる”ということは、
“近いうちに自分が死を迎える”という現実を
受け入れなければならないということ
がん告知を受けたばかりでは、
さすがに“死”は受け入れ難い
なので、
「私は生きる。だから捨てない」と、
「捨てないことを生きる目標にしよう」と、
思ってみたりした
“捨てる派”、“捨てない派”
どっちが多いのだろう――
ちなみに前出の
「捨てまくった」という彼女
今になって、
「あれがない」
「これがない」
と、捨てすぎたことに後悔しているとか
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Source: りかこの乳がん体験記
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