2010年に発表されたアメリカの研究をご紹介します。調査対象は3933人の成人男女で、15年間の追跡調査を実施しました。その結果、便秘の人はそうでない人と比較して、生存率が20%低いことがわかりました(Chang
JY , et al.“ Impact of Functional Gastrointestinal Disorders on
Survival in the Community” Am J Gastroenterol. 105(4): 822-832,
2010.)。便秘が直接の死亡原因とは考えにくいですが、さまざまなリスクを引き起こす一因となっていることがうかがえます。
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