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みなさま、こんにちは
2代目ガンちゃん先生です!
ずいぶん暑くなってきましたね
新型コロナの感染外来をしていますと、
暑くなってきますと、コロナ対策用の服装に着替えるのが
本当に暑くて暑くて・・・
収束してくれないと困ります
さて、本日、ご紹介させて頂くのは、
肝臓がんに対して門脈動脈同時塞栓療法を行った
患者様です
今から、5年ほど前に
一度、治療をさせて頂きました
その時が、御年80後半でしたが、
今回、5年間、再発無く
お元気に過ごされていたのですが、
再発が見つかり
治療となりました
90歳を超えての治療ですので、
非常に気を付けて治療をさせて頂きました
肝臓のS8と呼ばれる場所に
30mm大の癌を認めます
Stage2の状態です
血管造影を行うと、
ぼんやりと癌が認められ、
この画像から、
癌の血管を見つけます
そして、丁寧に先端径1mm程度の細さのマイクロカテーテルを
癌の血管に挿入します
そして、抗癌剤と塞栓剤を
ゆっくりと丁寧に
末梢の門脈が描出されるまで投与します
これが門脈動脈同時塞栓療法です
そうしますと、癌は完全に壊死します
治療後のCTを見てみると、
正常な肝臓にはほとんど薬剤が入ることなく、
癌だけに薬が入りました
治療後ですが、肝臓の数値もほとんど乱れる事無く、
超ご高齢の方でしたが、
問題なくお過ごし頂けています
細心の配慮の下
最善の治療結果を得る事が出来ました
こういう治療はガッツポーズでますね♪
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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